Googleがみつけた生産性を高める方法をさらに具体的に考えてみた

組織開発

Googleが2012年に着手した生産性向上計画の成果がまとめられている記事を読みました。生産性向上は自社の課題でもあり、「こうすればいいんだ!」というヒントを得られたのでメモ。

日本人の仕事に対するモチベーションと生産性が低い14個の理由で書いた理由の解決策になるかもしれないと思います。

プロジェクト・アリストテレス

Googleが2012年に開始した生産性向上のための労働改革プロジェクトを、プロジェクト・アリストテレス(Project Aristotle)と呼びます。

このプロジェクトでは、チームワークに着目し、上手くいっているチームとそうでないチームの差をあきらかにするという目的がありました。

「同じチームに所属する社員(チームメイト)は、社外でも親しく付き合っているか」「彼らはどれくらいの頻度で一緒に食事をしているか」「彼らの学歴に共通性はあるか」「外向的な社員を集めてチームにするのがいいのか、それとも内向的な社員同士の方がいいのか」「彼らは同じ趣味を持っているか」

などの多岐に渡る観察と分析を、人員分析部(People Analytics Operation)というチームが行ったみたいですね。

人事の中のチームの一つだと思いますが、Googleっぽい感じがするなー。

研究で分かったこと

研究の結果分かったことは、よく分からないということだったそうです。笑

ヒエラルキーが強いチームもフラットなチームも生産性が同じように高かったり、社外でも遊びにいくような仲の良いチームも、会議室以外は全然話さないようなチームも生産性が同じだったりと、チーム編成はあまり生産性向上に相関がないことが分かったようです。

他にも、チームカルチャーなのかを調べてみたり、チームに優秀な人がいるだけなのかと疑問を持って調べたりした結果、どれもハズレでした。

心理的安全性

試行錯誤の中でようやく分かってきた生産性の高いチームの特徴は、他メンバーへの心遣いや同情、配慮や共感などのメンタルな要素が上手くいっているチームだったそうです。

「こんなことを言ったらチームメイトから馬鹿にされないだろうか」、あるいは「リーダーから叱られないだろうか」といった不安を、チームのメンバーから払拭する。心理学の専門用語では「心理的安全性(psychological safety)」と呼ばれる安らかな雰囲気をチーム内に育めるかどうかが、成功の鍵なのだという。

つまり、「心理的安全性」とは、思いやりがあり、どんなことでも率直に言い合えて、何を言っても自分の立場が悪くならないような状態のことで、その心理的安全性が、生産性を高めるということですね。

以下の現代ビジネスの記事に詳しく書いてありました。

参考:グーグルが突きとめた!社員の「生産性」を高める唯一の方法はこうだ プロジェクト・アリストテレスの全貌

この研究の結果を知って、生産性をあげるためには、テクニックとかじゃなく、企業文化とか価値観の変革や、そこからの働く環境(人間関係含む)の変革が必要なんだろうなーと感じました。

いろいろWebで調べていたら、「心理的に安全な環境」をつくるためのリーダーの役割について書かれているらしい本がありました。これは買って読んでみよう。

心理的安全性を高める方法

じゃあ、「心理的安全性を高めるために、具体的にどうすればいいんだろう?」と思うわけですが、その方法を自分なりに考えてみたら、「すごい会議」のすごいところ3つ!実際に導入して気づいたことまとめで書いた「すごい会議」のノウハウや、最近社内の勉強会でやって良かったことが使えそうだったので2つにまとめてみました。

1. お互いを理解する場を作る

要はチームのメンバーで、長めの自己紹介をやるということです。

生まれてから今までの歴史を語るとその人が理解しやすいので、「マイヒストリーを1h語る」とかでいいと思いますが、内容はもっと自由でいいかもしれません。

「お互いの強みを理解する」ということもやってみたらありだろうなーと思います。個人のビジョンを語りあう場にしてもいいですし。

大事なのは、その人(の人生や価値観)を周りが深く理解することかなと。

実際やってみたので振り返ってみると、マイヒストリーを発表しあうことで、チームメンバー同士の理解が進み、理解したことにより自分の安全が確保される気分がすること(=心理的安全性が高まること)はあったなと思います。

このマイヒストリーをきちんと時間とってやれば、一気にチームの心理的安全性は高まると思います。

2. 書いてから発表する

「すごい会議」で推奨されているのは、書いてから発表することです。付箋などに自分の考えをまずひとりずつ書き、それを読み上げる形で発表するということです。

書いてから発表すると、周りの意見を気にして発表できないことが無くなり、全員の意見がきちんと集まるというメリットがあります。

これを言ったら馬鹿にされるかもという雰囲気が多少あったとしても、この方法を使えば、意見が出せ、出た意見が採用されると、言ってもイイんだという雰囲気に改善していくキッカケになるんじゃないかと思います。

さらに、発表する際には、あくまでも個人の意見として発表ができるように「私が言うには」をつけて発表するとなお良いかなと思いました。

今度、 改めてこの2つを自部門でやってみようと思います!

では、また!

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