社内でイノベーションを起こすために知っておくべき5種類のイノベーション

組織開発

先日参加した「新規事業に対して経営がするべき2つのこと」的な内容のセミナーが超絶に分かりやすく、かつ、納得感が高かったので、特に頭の整理になった部分を忘れないようにまとめておきます。

大企業の(というか、会社員が行う)イノベーションがなぜ難しいのか?そして、それをどうやって解決していけばいいのか?また、社内のイノベーションを量産する環境とは?といったことを教えてもらえるのですが、すごく肚に落ちる内容でした。

チーム・ゼロイチ

セミナーをやってくださったのは株式会社チーム・ゼロイチの赤木社長。

京都大学出身、サムライのような髪型で、関西弁のストレートな発言で、とても分かりやすく、かつ、力強く、イノベーションの本質について語ってくださる方です。地頭がとんでもなく良いんだろうなという印象。

出張セミナーのBタイプ(メイン対象が経営層・経営企画・新規事業部門長のもの)を、うちの会社の経営幹部と一緒に受講しました。

今はキャンペーン中で無料らしいので、興味ある方はぜひどうぞ。

公式Webサイト:出張無料セミナー:チーム・ゼロイチ

出張セミナーの内容

チーム ゼロイチ

この画像にあるように、

  1. 5種類のイノベーションを理解し、全社方針を一本化すること
  2. 自社でイノベーションを実現するエースを覚醒させ、発掘させること

の2点について、その重要度、具体的な種類や方法が学べました。

話を聞いていて、全体を通して感じたのは、具体的な話も交えてかなりの解像度の高さで緻密に考え分析されていて、内容のロジックが確かであり、納得したくなるストーリーがあったということ。

何度も言いますが、非常に分かりやすく頭の整理になりました。うちの役員もみんなそう言ってました。

5種類のイノベーション(新規事業)とは

3hのセミナーの中で、非常に情報量も多く重要度も高かったですが、特に覚えておこうと思った「5種類のイノベーション(新規事業)とは?」ということをメモしておきます。

イノベーションを起こして欲しい経営は、「新規事業をやってくれ!」と部下に指示しますが、最低でもこの5種類のイノベーションがあることを理解し、明確に指示を出さないといけないということでした。

5種類それぞれ、やり方が違うので、ごちゃ混ぜでやろうとしてもうまくいかないのは当たり前だと。

というわけで、5種類とは以下の通りでした。

持続的イノベーション

コアとなる製品を変形させて新製品として投入する事業開発。過去の蓄積データを元に、選択と集中を行い、失敗を減らす効率的事業開発。

①シェア拡大型

商品ラインナップを増やしたりすること。よくあるやつです。

②リプレイス型

新技術×既存ニーズで、既存のレッドオーシャンをひっくり返すこと。

ユニクロのヒートテックは、「薄い肌着がほしい」というニーズに、東レの繊維が掛け算されて実現でき、市場をリプレイスした例だそうです。技術を持ったベンチャー企業と組むケースもコレ。

非連続(破壊的)イノベーション

今までの実績がなく、顧客ニーズが把握できていない領域を対象とし、データが少ない中で0(ぜろ)から事業を立ち上げる多産多死的事業開発。

③ブルーオーシャン型

マーケットを創造すること。そして、このやり方が成功すればマーケットリーダーになれるそうです。

例えば、Facebookや初期のApple(iPhoneは電話の再発明なので違う)など。また、水道水を飲んでいた日本人が、今はペットボトルの水を買うようになっていることもそうらしいですね。

④新市場ヨコ展開型

グローバル展開などで事業拡大すること。

ただし、レッドオーシャンの先進国ではなく、もしかしたらニーズがあるかも、、、というレベルの発展途上国などに展開するようなことだと言ってた気がする。

⑤OPENイノベーション型

技術を持ったベンチャー企業などをM&Aしてイノベーションを起こすこと。

②リプレイス型との違いは、顧客ニーズが分かり具合の違いです。

レッドとブルーとピンクオーシャン

上記の5種類のイノベーションを、3つの市場をかけ合わせて表にした図がこちら。

(「顧客への3階層」という概念も図には含まれてますが、この記事では説明していません)

5innovations

(※セミナー資料も内容もどんどん使ってくれという太っ腹な感じでした!(汚い手書き文字が入ってます。笑)赤木社長ありがとうございます。)

ブルーオーシャンとレッドオーシャンとの間に、ベンチャーなどが成功しだして顧客ニーズがもしかしたらあるのかもと分かってきた市場(ピンクオーシャン)を想定しているのが面白かったです。

で、大手企業はピンクオーシャンでのイノベーションを狙いがちだけど、そこにも罠があるから2つ気をつけないと行けないことがあると言ってました。

さいごに

自社でもイノベーションには意識を高く持ってるつもりでしたが、この5種類(と3種類の市場)の分類はできておらず、大きく捉えたままあの手この手を考え実施していたので、これらを理解した上で、どこにどんな重要度でリソースを配分していくかを考える機会をつくるべきだと感じました。

この5種類のイノベーションの話以外でも、顧客の3階層と顧客教育という概念・考え方も納得感がありましたし、日常で使うよう意識しながら理解を深めていきたいと思います。

特に、社内で会社員としてイノベーションを起こすエース人材の覚醒・発掘システムに関しては、人事としてまさに業務領域なので、良い話だったなぁで終わらせずに、自社への転移(トランスファー)をどうさせるかが大事だと思っています。

とにかく、今後のより良い会社経営や施策につながりそうな、非常に学びの多い機会でした。

では、また!

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