EdTech領域で起業した経営者と会って話をする機会がありました。思ったことは、テクノロジーも資金調達も大事だけど、結局人との関係の質が最重要であるという基本的なこと。あとは、もっと外部の人と会っていかなければいけないなーということ。こんにちは、164(@next164)です。
EdTechのスタートアップの状況
EdTech領域の若手経営者と話をする機会があり、いろいろと情報交換をしました。自分たちがサービスローンチして良かったことと悩んでること、今後の展開のイメージなどを話し、逆に、起業して今までの数年間のスッタモンダを聞かせてもらいました。
EdTech界隈のスタートアップは最近やっぱり流行りもあって多く、また、学生起業が多いこと(おそらく身近なことだから?)、すでに世の中にローンチされている各EdTechサービスのユーザー数や、ベトナムやタイのエンジニアが優秀という話などなど、参考になる情報が沢山ありました。
その方自身が運営しているサービスについても、どの点が課題で、どこにポリシーもってやっているかなどを聞かせてもらい、自分たちが(まだ社内ですが)運営しているサービスの参考になることばかりでした。
ほんとにいい時間でしたー。
その他、バイオベンチャーは調達額が10倍くらいにならないと、世界では絶対勝てないことや、監査法人の経営スタンスの違いなども話しましたね。全然EdTech関係ないけど。
やっぱり大事な人の話
そんな中で一番感じたこと、盛り上がった話は、「人」について。どの起業家も人で苦労しているのは多いらしいです。
例えばCEOとCTOが半年口を聞いていない会社があるとか・・・。そんな状況でサービスを維持できているのは逆にすごいのかもしれないですけど。
また、エンジニアの採用・定着における対面のコミュニケーションの大事さの話については納得感がありました。リモートで仕事ができるとしても、会社によく顔を出していたエンジニアが結局定着するということもあったと聞きましたし、関係性のよくない職場や人との間に良い仕事は生まれないようです。
上記のエンジニアの定着の話だと、その要因は単純に家が近かったからということなので、そういう環境づくりも大事なんだろうなーと実感しました(サイバーエージェントが、会社から2駅以内なら家賃補助する制度などもこの効果を狙っているのかもしれない)。
結局、効率化を測ってマネジメントすることも大事ですが、バランスを図りながら、リアルなコミュニケーションを取り入れていくことが大事なんでしょうね。
スタートアップは人の問題はあまり重要でなく、サービスをグロースすることに一丸となって集中できる人たちが集まってやってるはず!という感じがするのは単なる幻想なのかもなーと思ったりしました。
改めて、必修!ダニエル・キム(MIT教授)の「組織の成功循環モデル」まとめにも書いたように、「関係の質」を高めていくマネジメントが、どの会社ステージにおいても大事なんだなと再認識できて良かったと思います。
外部の人と会ってみること
上記のことは、外部の先駆者や同じ領域で頑張っている人とのコミュニケーションから知ったり考えたりできて、学びになったことなので、こういう機会やきっかけをもっと創っていくってことは大事だなーと思いましたね。
社内でサービスローンチしてバタバタしてたので、どんどん外に行く機会もとれていませんでしたが、、、もっと増やしていったほうが結局自分や自分たちのサービスのためになるなーと。
EdTech界隈のイベントや、伝手でもっともっと人と会っていこうと思った次第です。
では、また!