東大の中原淳教授のブログで、おもしろいネタ?があったのでメモ。グループワークやディスカッションに参加できない or その場をダメにしてしまう9種類の人についてまとめていました。確かになーと思いつつ、自分がそうならないように気をつけようと思いました。こんにちは、164(@next164)です。
ディスカッションができない人の9つの特徴
なるほど!インプットとアウトプットのバスタブモデルでも紹介している東大の人材開発の権威である中原淳教授ですが、ブログでまとめていた9パターンの「ディスカッションができない人」の特徴がおもしろかったです。
グループワークやディスカッションに参加できない、もしくは、そのような場をぶっ壊す人の特徴について「○○屋」という形で分かりやすくまとめてくれていました。
聞かず屋
とにかく人の話が聞けない人。聞いているようで全く聞いてない人も該当するそうです。いるいる、そんな人。笑
評価屋
誰にも求められてもいないのに、グループメンバーや発言を、その場で「評価」してしまう人。よく使うセリフは「それ違うね」「ま、正しいと思うよ」らしいです。
目立ち屋
とにかく自分を「ビック」に見せようといきり立つ人。前面にいつも出てきて精度はともかく発言を繰り返す人です。とにかく声がでかいのも特徴の一つのようです。
否定屋
敢えて、ネガティブなことを口にして、人を巻き込みグループを崩壊に持ち込む人。こんなやつ嫌ですね。たまーにいますけど。リスクを考えることとただのネガティブは違いますからねー。
その場の存在意義を根底から「ちゃぶ台がえし」する星一徹的キャラも否定屋の一人だそうです。「そもそもさー、・・・」というセリフをよく使いそうです。
また、否定屋としてのパワーが低いときは「すね屋」にマイナーチェンジするようで、否定はしなくても、すねたり、斜に構えたりするようです。笑
断言屋
他人が何を言っても、必ず「断言」でかえす人。自分の意見はすべてが「断言」なので、議論や対話の余地が生まれない人です。頑固親父的な感じでしょうかね。
携帯屋
いつも「携帯」を気にしている人。特徴的な行動としては、グループワークの時間に「RT」やら「いいねボタン」を押しはじめるそうです。笑
でも、(携帯というかスマホでですけど、)最近急速にこのタイプが増えてきているような気がします。そのグループワークやディスカッションに関係することを調べてるのか、フェイスブックなどを見てるのかが分からないので、このタイプは見極めが難しいそうだなーと思います。
あさって屋
議題やコンテンツと、常に違うことを口にする人。常に「口に出す話題のベクトル」がズレているらしいです。
ディスカッションが煮詰まってるときに新しい視点をもたらしてくれる「あさって」ならまだいいんですけどね。
詳細屋
ルールを徹底することにやたらと細かい人。臨機応変が天敵なので、グループワークやディスカッションが進まなくなります。
意図読み屋(試し屋)
ファシリテータ側の意図を、常に、先読みしてくる人。
ファシリテーターやトレーナーの度量や力量を、常に「試し」てくるという意味で、別名「試し屋」とも呼ぶそうです。
周りにいないか、自分はそうじゃないか
上記の9つのパターンですが、周りにそんな人はいないか、もしいたらどうファシリテートするかを事前に考えておくことで、うまく対処していくことができるようになるなーと思います。
また、否定屋に片足を突っ込んでる気がするので、リスクの想定がただのネガティブ発言にならないように意識して発言したり、「すね屋」にならないように気をつけようと思います。
グループワークやディスカッションを壊すデストロイヤーとしての否定屋ではなく、その場を活性化させるような人にならないといけないと考えさせられました。
では、また!