スポーツやビジネスや職人など匠の世界などで、「ゾーンに入った」とか「フロー状態」とかがあると言われてたりしますよね。漫画とかでもよく登場します。極限まで集中して、時間を忘れるくらい作業に没頭している状態のことです。こんにちは、164(@next164)です。
ゾーンに入った状態とは?
研究者たちが「フロー」や「ゾーンに入った」状態というのは、時間の感覚がなくなるほどに何かに集中して作業に没頭している状態のことです。
有名なのは、漫画だと、手塚ゾーンでしょうか。ちょっと古いけど、能力インフラテニス漫画として有名な「テニスの王子様」の登場人物の技ですw。
・・・これは違うか。(よくよく調べてみたらぜんぜんちがいました。笑)
ただ、僕自身も以前スポーツをやっていたときに、非常に集中してプレイに没頭できている状態を感じた記憶があり、あれは今思えばゾーンに入っていたのかもしれないと思うところはあります。
この状態をスポーツだけじゃなく、勉学やビジネスなどいろんなシーンで使いこなせるようになったらいいなと思うわけです。
で、
最近の研究結果で少しわかったことがあるようで、学びがあったのでシェアしときます。
ゾーンに入った状態を科学的に言うと
ゾーンに入っている状態は、脳科学的に言うと、意識を司る楔前部(Precuneus)などが自動的に(無意識に)動く状態であり、注意力や思想が束縛されていない状態ということなんだそうです。
※楔前部(Precuneus)・・・大脳の内側面にある脳回のひとつ
人はみな通常は集中力や注意力を持って思考をコントロールしようと意識する(ある意味抑制されている)わけですが、そこから開放されている状態ということなのかもしれません。心理学でも言われているように、意識の数万倍のパワーがあるという無意識のパワーをうまく使えているということなんでしょうかねー。
ゾーンに入るためにはどうすれば
ゾーンに入って成果を出すために、どうすればいいかということまでアドバイスがかかれてありました。
ゾーンに入る=制限から開放されている
と考えると、「何も考えずに何かをやり続ける」ことをやってみると良いのかもしれません。
例えば、何の絵を描いているのかを全く気にしない状態で、ペンが何をしているのかも全く心配せずに、とにかく何かを描き続けたりというように、作業や行動に対する「評価」を気にすることなく、自由に何かを作成することに集中することが大切なようです。
確かにスポーツでも、勝敗はもちろん大事だけど、一つ一つのプレーに集中して、あとは無心にプレーしてたときが一番没頭できて調子良かったりしますもんね。なるほど。
※原文(英文):How Your Brain Activity Changes When You’re “In The Zone”
では、また!