10年後に機械に奪われない仕事をするための創造性と社会的知性(SQ)

人材開発

週刊ダイヤモンドの特集で、「機械に奪われそうな仕事ランキング1~50位!」というものがありました。興味がある話なので読みましたが、じゃあどういう仕事が機械に奪われないのか!?ということも気になります。

機械に奪われる仕事

マイケル・オズボーン准教授が2013年に発表した論文で、10年〜20年後なくなる仕事(機械に奪われる仕事)の確率が示されたものが、以前話題になっていました。

参考:あと10年で消える仕事をオックスフォード大学が徹底調査。GoogleのCEOも同じこと言ってます。

この話題について、最近「週間ダイヤモンド」でも特集されていて、米国の職業別就業人口と平均年収から労働市場と、オズボーン准教授が言う機械が奪う確率をかけ合わせて、「機械による代替市場規模」を算出したりしてました。

この記事はおもしろかったです。

参考:機械に奪われそうな仕事ランキング1~50位!会計士も危ない!激変する職業と教育の現場

機械に奪われない仕事

では、どういう仕事ができていたら機械に奪われなくてすむのかということが、人間としては気になるわけですが、オズボーン准教授によると、

「我々の研究では、近い将来、とりわけ創造性と社会的知能にかかわる仕事においては自動化の恐れがないと確認している」

ということらしいです。

機械が苦手な部分、かつ、人間には(磨けば)できる部分、ということですかね。

ちなみに社会的知能とは、調べてみると

対人関係の知性であり、社会的知性(SQ:Social Intelligence Quotient)と呼ばれる

「他者との関係において高い知性を発揮する能力」

米国の心理学者ダニエル・ゴールマンが2007年に提唱

だそうです。なぜか知能ではなく、社会的“知性”と言われてることが多いっぽいですけど。

この「創造性」と「社会的知能」を磨いていって、機械に奪われない仕事(というかそういう人間になること)を目指していくべきなんだろうなーと思いました。

創造性と社会的知能の鍛え方

創造性に関しては、クリエイティブな力を養うコツ5つ「創造性は人生に対する態度である」や、ちょっとズレるけど近い『センスは知識からはじまる』で覚えておきたい3つのこと(水野学 著)でメモしてるように、なんとなく鍛え方のイメージもつきますが、社会的知能の方はどうすればいいのか考え中。

まずは、下記の簡易自己評価をしてみて、自己認識から始めるのがいいのかもしれないと思いました。

「SQ能力の簡易自己評価」

Mini1440198378

(出典:http://www.e-ainet.com/SocialIntelligence.htm)

あとは、以前スクールに通ったことのあるNLP(コミュニケーション心理学と呼ばれる)を修めるのもいいかもしれません。社会的知性の向上に使えそうなノウハウをたくさん学べましたので。

では、また!

スポンサーリンク