クリエイティブな力を養うコツ5つ「創造性は人生に対する態度である」

人材開発

誰もが身につけたいと思うし、何となくカッコイイとされている、クリエイティブな力(創造性)ですが、なるほど!と思った超クールな定義があったので自分でも覚えておくためにメモとシェアします。こんにちは、164(@next164)です。

創造性とはなんぞや

辞書的には、「創造性・・・既存のアイデアやルール、パターン、関係性、そのようなものを乗り越える能力。また、意味のある新しいアイデアや形式、方法、解釈を作ること。」となっています。

「クリエイティブな人」というと希少価値が高く、なんかカッコイイ人ってイメージないですか?要は、とても手に入れるのがムズカシそうな能力のように思えます。

しかし、、、

認知心理学者のRobert J. Sternberg氏の調査によると、「創造的思考というのも数ある人間の癖のようなもの」らしいですよ!

つまり、爪を噛む、指や首をポキポキ鳴らす、間食をする、などのようなものということです。

したがって、創造性っていうのは、決して難しいものではなく、生まれつきのものではなく、変化させていけるもの(身につけていくことができるもの)であるということです。

創造性とは「人生に対する態度」である

Sternberg氏いわく、ダーウィンやピカソやベートーヴェンなどが発揮したような創造性や、もっと日常の中にある創造性まで、たくさんの種類があるらしいですが、確かなのは「奇跡的な創造性はない」ということ。

絶え間ない毎日の創造的思考(いわゆる習慣)が結果を生むのだ!ということなんですね。天才と呼ばれる人々は、その創造的思考が無意識レベルに習慣化されているのではないかと思います。

つまり、「人生に対する態度がデフォルトでクリエイティブ」ということです。超クールな定義だッ!

創造性をデフォルトにするために

これには3つの要素が必要だと言われています。

  1. 創造的に考えることが身につくような機会があること
  2. 創造的に考える機会を追い求めるように励ますこと
  3. 創造的に考えるための報酬

この3つを満たす一番良い方法は、クリエイティブな仕事をするように支えて励ましてくれる人のコミュニテイを探すということのようです。確かにコミュニティで仲間と切磋琢磨することは、3つとも満たしてくれるような気がします。

ある有名なフィクション作家はコミュニティの効果についてこう答えていました。

私のプライベートなコミュニティは、夢を見ることができ、もっとも深く感じることができ、圧倒され、変化し、打ちのめされ、ひらめきを得るような場所です。あくせく働き、共に汗を流してくれる場所でもあります。私はいつも知りたいのです。あなたはどうやってるの? あなたはどう? どうやってそれをやり続けるの? この質問に答えてくれる人を探し求めて、自分の人生を作り上げてきたような気がします。

創造的な人の習慣

コミュニティに入るのが苦手でも、次の方法を使ってみると良いとSternberg氏は言っていました。

  1. 問題に対して他の人とは違う捉え方をする
  2. 他の人が怖くてできないようなリスクを取る
  3. 大勢に立ち向かい、自分の信念を守るだけの勇気がある
  4. 他の人が屈してしまった障害や課題を乗り越える方法を探す

3は完全に意識の問題ですし、難しいものはなさそうです。習慣は行動からとよく言いますので、創造性の習慣化のために、コミュニティづくりも含めた5つのコツを行動に移していこうと思いました。

参考:創造性は才能というよりむしろ習慣。今から身につけることもできます

では、また!

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