就職活動や転職活動をしているときに、合否に実は大きな影響をおよぼすのはSNSへの投稿内容である!という話。米国では採用担当の半分以上がソーシャルメディア上の投稿内容から不採用を決定したことがあるそうです。こんにちは、164(@next164)です。
米国のオンライン求人サイトの調査結果
CareerBuilder社が、数千人を対象に、FacebookやTwitterなどのSNSが採用に与える影響について行ったアンケートがあります。
その結果、なんと51%の採用担当が、ソーシャルメディア上の投稿を見て不採用を決定したことがあるらしいです。(2013年は43%、2012年は34%)
とんでもなく高い数字です。あるとは思ってたけど、まさか50%を超えてくるとは・・・という印象です。多いですね。。。
ダメな場合
ちなみに、どういう投稿が不採用の原因になるかというと、
- 「挑発的あるいは不適切な写真や情報があった」(46%)
- 「飲酒やドラッグを利用している情報があった」(41%)
- 「前職や同僚の悪口を書いていた」(36%)
- 「コミュニケーション能力が低い」(32%)
などです。
普段の発言(SNS上でのアウトプット)に気をつけておかないといけないですね。飲酒はまだしも、ドラッグとかは投稿する時点で問題外だと思いますけど・・・。
良い場合
もちろん逆に採用につながる投稿もあります。例えば、
- 「応募者の個性に良い印象を持った。自社の社風に合うと感じた」(46%)
- 「応募者の背景についての情報から、適材だと判断した」(45%)
- 「分野に精通したプロフェッショナルというイメージを持った」(43%)
- 「バランスがとれており、さまざまなことに興味関心を持っていることが伝わってきた」(40%)
といったように、専門性や一貫性が想像できる内容だと好評価のような気がします。
米国ではこのような採用時のSNSチェックは当たり前になってきているようで、43%が応募者のソーシャルメディアをチェックしているそうです。2013年が39%で、2012年は36%なので、どんどん増えてきてますね。
また、応募者の名前でGoogle検索する企業も45%あるようなので、ほんとに自身の行動と発信に注意しなければならない時代が来ているんだなーと実感しました。
今後は日本でもSNSチェックが増えそう
日本企業ではまだここまでちゃんと調べてないとは思いますが、採用する側としてはリスクヘッジをできる限りしたいのは当たり前なので、今後ソーシャルメディアをチェックする企業は確実に増えてきそうです。
面接やテスト以外でその人を見極める大きな手段にもなりますからね。
そんな来る時代に向けて、個人は2つのことを意識しないといけないな、と思いました。
- ICTリテラシー(ソーシャルメディアリテラシー)を高める
- (やるなら)演じず自分の本当のキャラクターを発信する
少し前のバカッター騒ぎではないですが、SNSやソーシャルメディアがどういう仕組で、どう拡散するのか、どういう影響があるのか、などを学び、理解しておく必要があると思います。
そして、投稿をする際にも、リアルとWeb上で一貫性のない人は魅力を感じづらいので、変に飾らず運用していきたいものです。
就職・転職活動を直近でする予定はないですが、自分自身も改めて意識しなきゃなーと思いましたね。
では、また!