ジャーナリスト池上彰さんと、作家・元外務省主任分析官の佐藤優さんの情報源について、参考になる記事を読んだので、あとから使えるように整理してメモしておこうと思います。特に今回はWebサイトについて。
INDEX
僕らが毎日やっている最強の読み方
という本が12万部のベストセラーになっているそうですね。
池上彰さんと佐藤優さんの二人が最新の情報収集ノウハウを公開した内容で、新聞・書籍・ネット・人・映画やドラマなどの色々な情報源の使いこなし方やそのための時間確保の仕方など濃密なノウハウ本のようです。
こういうトップランナーのやり方というのは「すごすぎて真似できねーよ……」というレベルのものもよくありますが、盗めるところだけでも自分の生活に取り入れることができれば、それは十分良いことだったりします。
東洋経済オンラインで、この本の特にネットからの情報収集について記事があったので、その内容を後から使えるように、自分なりにまとめておこうと思います。
情報収集のために見るべきWebサイト
1. 編集と検閲の入ったサイトを見る
※校閲=文書・原稿などの誤りや不備な点などをしらべること
ネット空間はノイズ過多だから、スキルがないと時間を浪費する効率の悪いツールになるという話でした。
つまり、一から自分で判断するよりは、まずは「プロの目」を通った情報を見たほうが効率がいいということですね。
メディアサイトに不正確な情報が載ることもたまにはあるが、個人サイトやSNSで不確かな情報に振り回されるよりは遥かに価値が高いということでしょうね。
例えば、
などが紹介されてました。
個人的には、NewsPicksのような、発信されたニュースに対する個々の意見を見られて思考の参考になるものも好きです。ただ、ずっと読んでいると時間を使いすぎてしまう傾向がありますが、、、笑
2. 原文を探して読む
ネットの価値の一つは原文が読めることだそうです。
つまり、まとめサイトではなく、原文を読むべしということ。
例えば、
などです。
全然読んだこと無いなぁ……。
また、池上彰さんは日銀のサイトもよく見るそうで、新聞記事でよく分からなくても原文を読むと分かるときもあるそうです。新聞記者が理解せずに書いてしまっているためなんだとか。
このような政治・経済系だけじゃなくても、原文を読めるサイトはありそうですね。そういえば、大学院で研究してたときに、アカデミック系の論文とかもネットで読めるWebサイトがあったような……。
と思ってちょっと検索してみたらすぐ見つかりました。笑
参考:CiNii Articles – 日本の論文をさがす – 国立情報学研究所
3. 海外のサイトを日本語で読む
日本語で、無料で読めるサイトは意外と多いそうです。
情報が速いので外国語のサイトを頑張って読んでいるビジネスパーソンもいるが、日本語で読めるものはそちらの方が効率が良いとのことでした。
例えば、
- アメリカのニュース専門放送局「CNN」の日本語版「CNNj」
※ネット番組なので動画ですけどね(あと無料じゃないし、、、) - 中国共産党の機関紙・人民日報のネット版「人民網」
- 韓国の新聞「朝鮮日報」「中央日報」
- 北朝鮮の事実上の公式ホームページ「ネナラ(Naenara)」
- 中東情勢ならイランのニュースサイト「Pars Today」
などが紹介されていました。
見るべきWebサイト以外のノウハウをも知りたいぞー
というわけで、この記事だけでも非常に参考になったのですが、もっと知りたくなったのでKindleで本を購入しました。
池上彰さんと佐藤優さんの、ネットだけじゃない情報収集のノウハウも吸収できることはしたいと思います。
では、また!