あと10年で消える仕事をオックスフォード大学が徹底調査。GoogleのCEOも同じこと言ってます。

人材開発

ヤフーニュースにも載ってましたが、現代ビジネスの記事で「あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」」についてオックスフォード大学の教授が書いた研究論文が話題になってるようです。同じことをGoogleのCEOも言ってます。その結果がかなり衝撃的。こんにちは、164(@next164)です。

オックスフォード大学の未来予想が衝撃的

AI(人工知能)の研究者であるマイケル・A・オズボーン准教授らの論文が衝撃的で話題になっています。そのタイトルは『雇用の未来—コンピューター化によって仕事は失われるのか』。

例えば、「バーテンダーの仕事がコンピュータに代わられる確率は77%」というように仕事ごとに分析しているようです。

結果、米国の総雇用者の仕事のうち、なんと47%が、10〜20年後には機械によって代わられるという予測になったんだとか。

うーん。衝撃的ですね。

下記のリストは、特に無くなる可能性が高い(90%以上)と算出された職業らしいです。

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現代ビジネスでは昨年「2020年になくなる仕事」という記事を掲載していました(「2020年には「なくなる仕事」の予想が衝撃的。キャリアを考える参考に。」でも書きましたのでどうぞ)が、その記事の一覧にも電話オペレーターがあったりとか、この内容とも似てますね。

今回の記事もかなりの衝撃ですが、現代ビジネスの元記事には詳しく分析結果が書かれてあるので、興味があればぜひ読んでみてください。

例えば、技術革新によってビッグデータの解析が可能になったため、非ルーチン作業だと思われていた仕事をルーチン化できるようになったり、センサー技術の発達によって、人間の認知能力を超える機械がどんどん出来てくるというのが、仕事がとって代わられる原因だったりするようです。

Googleの無人で運転できる完全自動の車(まさに自動車)の開発も進んでいますし、ソフトバンクの「Pepper」もちょっと前話題になりましたし、聞いた話だとバック・トゥ・ザ・フューチャーという映画に登場した技術は、ほぼすべて実現可能になったようです。ホバーボードとか。

ちなみにバックトゥザフューチャーでは2015年が舞台だったので、予測通りということですねー。すごい!

参考:オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」702業種を徹底調査してわかった

Googleの創業者/CEOのラリー・ペイジも同じこと言ってる

ちょうど同じようなことを別の記事でも言ってました。こちらはオックスフォード大学の研究者ではなく、GoogleのCEOラリー・ペイジ氏のインタビュー。

ラリー・ペイジ氏の予測だと、人工知能の急激な発達によって現在日常で行われている仕事がロボットに代行されることになり、近い将来には10人中9人は今とは違う仕事をしているだろう、ということです。

参考:グーグルCEO「20年後、あなたが望もうが、望むまいが現在の仕事のほとんどが機械によって代行される。」

僕たちはどうするべきか

「創造性を必要としない仕事はすべてテクノロジーに代行される。」というのはビル・ゲイツの言葉です。

オズボーン准教授は、「人間は機械にできる仕事は機械に任せて、より高次元でクリエイティブなことに集中し、『クリエイティブ・エコノミー』の時代を切り開いていくべし!」的なことを言っていました。

また、「あなたが望むかは別として、必ず起こる未来だ。」とラリー・ペイジは断言しています。

さらに、以前(多分去年)に本か何かで読んだのですが、デューク大学のデイビッドソン教授の予想だと、「今年小学校に入る全世界の子どもたちの65%が、将来、いまはまだない仕事につく」らしいです。

つまり、小学生が就職する年齢になるまでの15年くらいの間に、世界ってのは今までも変わってきたし、これからも変わっていくということですね。

未来予測をどう捉えるかはそれぞれですし、未来がどうなるかは究極わからないわけですが、このような情報を一つの大事な材料としてまず受け入れ、少なくとも自分がどういう仕事で何を為すのか、ということを考えておくべきだよなーと改めて思わされる記事でした。

では、また!

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