年末年始に今年のことを思考するために読んだ本(読み返した本)を一部紹介。2012年2月に発行されてから何度も読み返している本や最近の著作だったり、とにかく本質的で今年の目標を思考する際の参考になった本たちです。こんにちは、164(@next164)です。
70年周期説って知ってますか
1冊めはこれ。
2022――これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)
もう何度も読み返している、2012年の個人的なベスト本です。Amazonでも年間ベストセラーになってましたね。今思うとこれが神田昌典さんに興味をもったきっかけかもしれない。
2015年は、明治維新と終戦に続く時代の大変革が起こる年である、という「70年周期説」などの歴史サイクル系の理論や、それ以外にも、過去を知り、今を理解し、未来を予測するための考え方と方法が沢山書かれてあります。
こういうのは、盲目的に信じるというより、ひとつの参考として自分の中に取り入れれば良いかと思いますが、僕は当時読んだときに、自分の思考の幅が一気に広がった感覚を持った記憶があります。
今でも、今後も何度も読み返そうと思う、そんな本です。
これから必須の人事コンピテンシーとは
2冊めはこれです。
グローバル時代の人事コンピテンシー 世界の人事状況と「アウトサイド・イン」の人材戦略
読了後、人事として仕事をする上で、絶対読んでおいた方がよいと思いました。
25年続く世界的な人事コンピテンシーを明らかにする調査の結果をまとめてくれている本で、今後の人事としての組織づくりにとってとても参考になる良い本でした。
同僚や部下にもシェアしなきゃなーとまとめているところです。
フューチャーマッピング(全脳思考)
3冊目はこんな本です。
ストーリー思考—「フューチャーマッピング」で隠れた才能が目覚める
昔は「全脳思考」と名付けられていた目標設定・達成、問題発見・解決などに使える強力な思考法についての、ワークブック要素のある解説本です。
今はグローバル展開中なので「フューチャーマッピング」と言うようにしてるみたいですが、神田昌典さんが開発してずっとブラッシュアップしてきているユニークな思考法です。
意識より遥かに強力なパワーをもつ無意識の力を、非常に簡単な手順にしたがって進めるだけでうまく利用し、現実の課題等の解決に使うというもので、(超伝わりにくいですが・・・)なんども自分でもやってみて、その効果を強く感じています。
昨年は頭で理解しただけでなかなか活用できてなかったけど、今年はめちゃくちゃ実践していこうと決意しました。
エンパシーライティング
4冊目はこの本。
神田昌典さんのフューチャーマッピングを参考にして開発された、文章を書くことに特化した「エンパシーライティング」というメソッドが紹介されている本です。
かなり手順が似ているので、全脳思考(フューチャーマッピング)の全脳チャートに慣れている人は、エンパシーライティングで使うエンパシーチャートにも親しめやすそうだなーと思いながら読んでました。
発売時に購入して一度呼んでいましたが、今年は良いメソッドをちゃんと実践する年にしようと決めていたので、この本も読みなおしてみました。
著者の中野巧(なかのこう)さんは最近動画でも自分のメソッドを解説したりしてますね。
PASSION
最後はこれ。
老若男女誰でも、どんな仕事をしていても、生きとし生けるものすべてに、通じるような原理原則がつまった本です。
1996年1月に書かれた古い本ですが、上の本は新装版で2007年第一刷発行です。そして、僕の手元にあるのは、2012年の第15刷発行分です。やっぱ稲盛和夫さんはすげー。本質的すぎる。
いろいろ経験を積んでから読むと気づきも深くなるもんだなーと思いながら読みました。時期を変えてまた読みなおすと更に新たな気づきがあるだろうなーと確信したので、毎年読み返す本に設定しました。
こういった先人たちの智慧を拝借しながら、自分の今年の目標を立てられることに感謝ですね。(「2015年テーマはリーダーシップとイノベーションを起こすためのコレでいくッ!」でエントリ済み)
努力を続けて、最終的には、自分の思考やメソッドを人に活かしてもらえるような人間に成長したいものです。
では、また!