車はあまり運転しないけど、スピード違反にはほんとに気をつけよう!と思った今日このごろ。こんにちは、164(@next164)です。
ある交通安全の啓発CMが今、公開からたった10日で600万回以上再生されたと話題です。どんなもんだい?と見てみたら、衝撃だったのでシェアします。
時を止めることで表現を高めたCM
ニュージーランドの 「New Zealand Transportation Agency」という交通安全啓発の団体が作ったCMなんですが、スピードの出しすぎによる交通事故が、こんな悲しいことを引き起こしてしまうよ、ということを直接的でなく、しかし、深く突き刺さるように表現しています。
よくある交通安全のCMは、交通事故の現場を生々しく撮影し、視聴者に恐怖感を与えてスピードの出しすぎを抑制するようなものですよね。
しかし、このCMは全く違って、ぶつかる直前に「時を止めた」んです。
(ジョジョで言うと、DIOの「ザ・ワールドッ!」状態ですw)
時間を止めることによって、事故をする運転手同士が、事故直前に車を降りてお互いと会話をする機会を生み出したわけです。
これにより、(おそらく一般的にどの運転手にも起こっているであろう)事故直前の頭の中での強い反省と後悔が、会話の中でみごとに言葉と表情で表現できているんです。
この手法が、前述の直接的な表現のCMよりも、心に響くCMにさせている要因なんじゃないかと思いました。
動画「Mistakes」
では、このCMを少し解説。※会話の訳は超ざっくりです・・・w
子供を後部座席に載せてカーブを曲がろうとした親子の車に、時速100kmで突っ込んでくるサラリーマンの車。
時が、止まった。
車を降りるサラリーマン。
リーマン「急にでてきたら止まれないじゃないか」
パパ「すまない。」「ちょっとミスしただけなんだ。」
リーマン「わかってる。俺もちょっとスピード出しすぎてた。」
パパ「(ところで)後ろに息子を載せてるんだ(なんとかならないか?)」
リーマン「ムリだ。スピードが出過ぎてる。」
パパ「・・・。」
車にもどる二人。そして・・・
動画全編はこちら↓
切ないですね。。。
時を止めて、反省と後悔をありありと伝えることで、スピードの出しすぎ防止を啓発しようとする、革新的な表現方法おみごとです。
スピードの出しすぎには注意しようと思います。
参考サイトはこちら↓
New Zealand Transportation Agency: Mistakes | Ads of the World™
Ads of the WorldのHP
では、また!