先日TVでワンピースフィルムZ(ワンピースの映画版)が地上波初登場!で放送されてたので、面白いかなーと思って観てみたら、「あー、そういえば漫画とか映画ってみんなこのルールだ!」という気づきがありましたのでシェアします。こんにちは、164(@next164)です。
ワンピースフィルムZとは?
大人気マンガ、ワンピースの劇場版アニメ最新作です(2014年1月時点)。
元海軍大将のゼファーこと(Z)が、自分なりの正義のために「海賊を全て滅ぼす」という目的を果たすべく結成されたネオ海軍が、今回のルフィたちの敵。
ネオ海軍は、新世界の海を破壊して、海賊を全滅させようとします。それが平和をもたらすと信じて。
そんな正義と、海賊王を目指すルフィーたち麦わら海賊団との戦いが描かれてます。
ベタなストーリーで、ルフィたちは強大な敵(Zたち)に中盤でコテンパンに負けるも、仲間や支援者によって救われ、最後には大逆転勝利する、という流れでした。
ちなみに、ある分析によると、この「負ける」ってのがワンピースのいいところらしいですね。主人公がバカ強いわけでなく、弱いけど、仲間と協力してビジョンに向かって進んでいくというところがいいらしいです。
気づいたルールについて
ふと、この映画を観てて気づいたのですが、それは、
「いくら正義や強い想いがあっても、世界を一旦破壊してより良く進化させようという勢力は、どのマンガや映画でも勝てない。(主人公側には立てない)」ということ。
世界をより良くする手段としてはアリなんでしょうけど、なぜ勝利の女神に選ばれないのかというと、
「どっかにあきらめたニュアンスが含まれる」とか、
「無限の可能性を信じていないことになる」
からではないかと。
苦しい道かもしれないけど、リセットして楽な進化をするのではなく、全てを抱えながらも、可能性を信じて進化をめざす、ことが大事だというわけなんでしょうね。
そんな本質的なメッセージが、世の中のマンガや映画には込められているからこそ、ワンピースフィルムZではネオ海軍は負けたのかなぁと考えたりしました。
では、また!