JMOOC×学研=「JMOOC Jr.」の誕生!100円ショップでできる初中等教育

人材開発

学研とJMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会)で共同で進める「JMOOC Jr.(ジェイムークジュニア)」がスタートしました。高等教育のJMOOCに対し、初中等教育のJMOOC Jr.です。JMOOCがいろいろ動き出しましたね。こんにちは、164(@next164)です。

JMOOCファミリー

JMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会)が中心となっていろいろ動き出しています。

NTTドコモ・NTTナレッジ・スクウェアと組んだ「gacco

ネットラーニングと組んだ「OpenLearning, Japan

学研ホールディングスと組んだ「JMOOC Jr.」

など、様々なサービスが生まれてきていますね。2013年から本格的に始まったEdTech(Education×Technology)化の流れが更に加速している気がします。

JMOOC Jr.とは

初中等教育のJMOOCと思ったらいいんでしょうかね。小中学生が対象の講座を配信していくようです。

JMOOC Jr.
初中等教育の日本版MOOC

当面の講座シリーズは~今から間に合う自由研究~ 「子ども科学実験教室」ということで、100円ショップでも売ってあるような簡単な道具を使った実験が中心の講座で、この1週間分の講座を見れば、自由研究が完成するような構成になっています。

現時点で公開中および公開予定の講座は以下のとおり。

  1. 電気のふしぎ(8月20日開講) 担当:湯本博文 学研科学創造研究所
  2. 結晶のふしぎ(8月25日開講予定)担当:湯本博文 学研科学創造研究所

プラットフォームはJAPET&CEC(日本教育情報化振興会)が提供しています。

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JMOOC Jr.の狙いは?

初中等教育に関しては、EdTech領域の中でも参入しやすいと思うので、かなり競合もいるはずですが、なぜJMOOCとして手を広げたんだろうと思ったりします。学研はもともと事業内容がその辺なので、組む相手としては間違ってないんでしょうけど。

やはり日本の公式MOOCとしては、高等教育だけでなく、初中等教育にもサービスを展開していって、日本の教育を変えるんだ!的な想いがあるんですかね。

また、競合が多いから、「子ども科学実験教室」というちょっとニッチというか特化したコンテンツでスタートして、様子をみることにしたのかも、とか思ったりしました。

まだ始まったばかりで講座も少ないですが、今後どう展開していくのかチェックしていこうと思います!

では、また!

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