リーダーとマネージャーの違いって何ですか?・・・ビジネスをする中で、この問いについて考えることがたまにあります。色んな本やネット上の記事でもこの違いについて書いてありますが、自分なりの定義を持っておこうと思ってまとめてみました。こんにちは、164(@next164)です。
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一般的な「リーダー」と「マネージャー」の定義とは
リーダーとマネージャーって何が違うんでしょうか。ビジネスの世界ではよく問われることだと思います。
極論を言ってしまうと、人それぞれで定義が違っていいのかもしれないですが、会社においてはやはり定義を固めて、ある程度は社員同士が共通言語として会話できるようにしておきたいと思うわけです。
というわけで、
リーダーとマネージャーの定義をいろいろ調べてみました。
まずは有名な本から。
最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと
この本によると、
- マネージャーの仕事・・・部下の才能を業績に結び付ける一番の方法を見つけだすこと。部下一人ひとりの特色を発見し、それを有効に活用すること
- リーダーの仕事・・・より良い未来に向けて、人々を一致団結すること
ということです。マネージャーは個人起点で、リーダーは未来起点だとも書いてありました。
続いて、
ネットで探した記事ではこのように書かれてありました。
- リーダーの目的は創造と変革。そのために、未来志向で、カリスマ性で人を率い、直観を重視し、規則を破ったり攻撃的になったりすることもいとわない。
- マネジャーの目的は現状を安定・効率化させること。そのために、現在・短期志向で、権限・ポジションパワーで人を率い、分析・論理を重視し、規則に従い、調和を重んじる。
リーダーの未来志向というキーワードは本と似てますね。本は「仕事」、下の記事は「目的」について書かれてあるので、結論同じことを言っていてあまりズレていないような気がします。
さらに続いて、
今度は角度を変えて、英単語から考えてみましたよ。
- Leader=先導者、指導者、首領、首席弁護士(Lead=導く、先頭に立つ)
- Manager=支配人、監事、監督(Manege=操る、経営する、処理する)
だんだん分かってきましたね。役職と役割の違いってこともありそうです。
次は、
ウォーレン・ベニス流の定義です。
南カルフォルニア大学リーダーシップ研究所所長のウォーレン・ベニス氏らがまとめたとされるリーダーとマネージャーの違いです。
- マネージャーは「管理」し、リーダーは「革新」する。
- マネージャーは前例の「模倣」で、リーダーは常に自らが「オリジナル」である。
- マネージャーは「維持」し、リーダーは「発展」させる。
- マネージャーは「秩序に準拠」し、リーダーは「秩序を創り出す」。
- マネージャーは「短期的視点」を持ち、リーダーは「長期的な見通しを持つ」。
- マネージャーは「いつ、どのように」を、リーダーは「何を、なぜを」問う。
- マネージャーは「損得」に、リーダーは「可能性」に目を向ける。
- マネージャーは現状を「受け入れ」、リーダーは現状に「挑戦」する。
- マネージャーは「規則や常識通り」に行動し、リーダーは最善の結果の為なら、「規則を破ることも辞さない」。
- マネージャーは部下を「使い」、リーダーは部下を「育てる」。(←これは後日別の人が追記したものっぽいです)
ひじょーーーに、分かりやすいですね。これでまとめとしていいんじゃないかと思ってしまった。笑
しかーし、やはりマネだけでは学びにならないので、自分なりのまとめもしておこうと思います。
イメージで定義をしてみよう
色々調べていたら、この絵がリーダーとマネージャーの違いをよく表しているなーと思ったので載せておきます(BOSSをマネージャーと読みかえて見てください)。
イメージで理解するってのも大事ですね。自分の中では、これ、結構スッキリしました。
まとめ(俺定義)
さて、
色々調べてみたプロセスも踏まえ、最後に自分なりにリーダーとマネージャーについてまとめておきたいと思います。
「リーダーとマネージャーの違いってなんですか?」と問われたときに答える内容ってことです。
- どちらかではなく、どちらも必要なもの
- リーダーは未来へ導く人、マネージャーは人と場を護る人
- リーダーは役割(=誰でもできる・なれる)、マネージャーは役職
現時点での俺定義は、一旦上記の3つ!ということにしたいと思います。改めて思いましたが、
良いマネージャーでありながら、リーダーとしても行動できる人が最強ですね。
では、また!