2013年10月11日に設立されたJMOOCは、日本発のMOOC(ムーク)として世界に存在感を示せるか?こんにちは、164(@next164)です。
JMOOCとは
JMOOCとは、日本オープンオンライン教育推進協議会の略称です。
産学協働し、日本の高等教育を国際的に孤立させない、という主旨で、日本全体の主要大学・企業の連合によって設立されたようですね。
※ちなみにMOOCとは?に関してはこちら↓
参考:eラーニング(オンライン教育)の未来!MOOCって何?
既存の有名なMOOCである、Coursera(コーセラ;東京大学も参加)やedX(エデックス;京都大学も参加)では、世界最先端の授業が無料で受けられたりするのですが、英語授業なので日本人からするとどうしても言語の壁があります。Courseraは日本語対応も発表しましたが、まだまだ講座の数が少ないですし。
というわけで、JMOOCには期待しています。
期待しています・・・が、
JMOOCがちょっと不安な理由
JMOOCに対して、期待とともに、ちょっとした不安があります。
それも一番活動や意義をアピールするべき公式サイトを見てて思っちゃったんです・・・。
このデータを見てください。公式サイトで、JMOOCへの期待を証明するデータとして掲載されていたものです。
「MOOCを利用したことがあるか?今後利用したいか?」
という調査。
半数以上が使ってないし、使いたくない・・・だとッ!?
次に、
「利用したいと思わない理由は何ですか?」
という調査。
やっぱり語学力の心配が大きく、チャレンジできない理由になっているようです。
直接コミュニケーション取りたいからやだ、という理由もあるんですね・・・。それはMOOCに求めるものじゃないからそもそも問題ではないと思いますが。リアルの研修とMOOCなどのネットをうまく組み合わせることが大事なんだと思います。
では最後の調査。
「日本人講師の日本語の講義があればやりたい?」
・・・このデータで、だからJMOOC意味あるんだぜ!って言いたかったんでしょうかね。
15%です。たった15%。
「講義内容による」という回答を含めて、約70%が望んでいると言うこともできますが、このデータは逆に、日本語だからやりたいわけじゃないということを示してもいるじゃないか、と思うわけです。
結局、講義内容(コンテンツ)だと。
ということは、日本語だからお客が集まる、という発想ではなく、コンテンツをいかに高めるかということに意識を向けて、創っていっていただきたいと思いますね。
CourseraやedXに負けないためには、それらに参加している大学の講義よりも、面白く学びのある講義を提供し続けないといけないんですから。
ぜひぜひ、期待しております。
個人会員として参加してみようかな。
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では、また!