日本版MOOC「gacco」で初めて講座を受けてみた!本郷和人先生の「歴史学とは何か」

EdTech

日本版MOOC(JMOOC)である「gacco」がいよいよ講座を公開し始めました。第一弾は東京大学の本郷和人先生の講座「歴史学とは何か」です。興味あったので視聴してみたら予想以上に良かったです。せっかくなので講義内容とgaccoの使い勝手などをまとめてみました。こんにちは、164(@next164)です。

参考:その名は「gacco」。4月にいよいよ始まるJMOOCのサービス

(↑ではちょっとディスってる感がありますが、、、今回認識を少し改めました。笑)

「歴史学とは何か」という講座

本郷和人先生の「歴史学とは何か」というこの講座は、4週間の間で4つの講義が配信され、各講義での課題(テスト)と最終課題(レポート)を持って修了となるものです。

4月14日にWeek1の講義が公開されているので、Week2は4月21日、Week3は4月28日、Week4は5月5日の予定です。

講義中の画面はこんな感じでした。

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左側に口座の概要とチャプターがあり、中央に動画があります。キャプチャ画像の更に下にはキーワードの解説もありました。講義音声の書き起こし(右側)もあるのはびっくりしました。細やかな配慮だなーと。また動画と字幕のダウンロードもできるんですね。

僕が「へーそうなんだ」と学びになったもので言うと、例えば、

  • 坂本龍馬と宮本武蔵は歴史学上では実は・・・
  • 日本の武士のルーツ
  • 刀よりも強い武器
  • 二倍史学
  • 百姓は農民ではない

などです。他にもいろいろ学びがありましたー。

内容自体も室が高くて学びがあり、システム的にも使いやすく、試しに視聴してみようというくらいの温度で見てみましたが、内容が少し興味がある歴史のことだし、gaccoのことをよく知る意味でも、修了までちゃんとやってみようかなぁと思うくらい良かったです。

無料で登録さえすれば講座が受けられるので、興味があればぜひどうぞ。

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JMOOCのgaccoをやってみて思ったこと

JMOOCの「gacco」を体験してみて感じたことを幾つか書いときます。

モバイルでは使いにくい

モバイル(iPhoneでやってみた)ら使いにくかったので、gaccoは一旦PCファーストの考え方で設計したんだろうなと思います。その方が今はまだ授業(講義)っぽいし、eラーニングっぽいのでいいのかもしれないですけど、もうモバイルの時代がすぐそこまで来ているので、ゆくゆくは今の普通がひっくり返ることもある気がします。PCファーストがモバイルファーストに。

ということを言いながら、実は僕はPCのメリットを感じている部分も実はあります。それは、講義の動画(gaccoでは配信プラットフォームはYoutubeを利用している)の再生スピードをPCだと加速できるからです。僕はいつも1.5倍で視聴しています。

本郷和人教授の話はおもしろい

この「歴史学とは何か」の本郷和人先生の講座は良かったです。説明の流れ、興味のひきつけ方、軽快で情熱的な口調などや、アカデミックに寄り過ぎず初心者が分かりやすいように気をつけて設計したんだろうなーということを感じました。次の本郷和人先生の講座も聞いてみようと思いました。

オープンな思想が感じられた

gaccoからは全体的にオープンな思想を感じました。クローズドな独自の動画配信プラットフォームなどではなくYoutubeに講座の動画がアップされていたり、動画データのダウンロードもできたりするところから、ガチガチにコンテンツを守ることをせず、広く公開して開放して、多くの人に学びを届けたいという思想があるんだろうなーと思いました。

gaccoは今後も注目して追っていきながら、個人的にも興味ある講座では学ばせてもらおうと思います。

では、また!

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