Macmillan Science and Education(マクミラン)という出版社が世界の学術論文を無料で閲覧できる画期的な取り組みを始めたようです。研究者だけでなく、一般人にも科学的知見という財産をシェアされる時代ですね。こんにちは、164(@next164)です。
誰でも科学的知見という財産にアクセスできる
科学・教育系の出版社Macmillan Science and Education(マクミラン)が2014年12月2日にリリースを出していましたが、世界の学術論文を無料で閲覧・共有できるプラットフォームを始めていました。
目的は、「科学的知見という人類共通の財産を共有する」こと。
うん、素敵な目的だ。笑
そして、そのサービスに世界的に有名な科学誌「Nature」がいち早く賛同したようです。いずれかの学術誌を講読(完全無料ではないんですね・・・)していると、Nature Publishing Groupが管理するすべてのNature論文を閲覧できようになるそうです。
古くは1869年までさかのぼって閲覧できるみたいですよ。
ビューワーを通して閲覧するようで、ダウンロードや印刷はダメみたいですが、PDFファイルとしてのシェアはできるそうなので、研究者だけでなく、個人も最先端の科学に触れられる機会ができるということですね。
とはいえ、一般人が見ることはあまりないんだろうと思いますが、でもまずは閲覧できる機会ができたことがすばらしいのではないかと。
Natureに続き、いろんな学術誌が参画して、多くの論文がシェアされるようになってくれたらと思います。
では、また!