副業先進企業であるサイボウズの記事などを読んで、企業の副業について考えてみたのでメモ。副業OKにするメリットは沢山あるけど、そのための準備が大変すぎてどの企業も副業解禁だー!と踏み切れないのかもしれません。
副業OKのメリット
「会社が副業OKになったらいいなと思っている人多いんじゃないだろうか」でも書いてますが、どんどん副業OKの波がきています。が、やると何がメリットなの?ということを整理したいなと思っていたら、サイボウズ青野社長の記事が分かりやすかったのでメモしておきます。
- 人材不足解消
- 給与の増加
- 生産性向上
- マネジメント力の向上
- ベンチャー支援
- ベテランの再活躍
- イノベーションの創造
- 個人の自立を促進
観点がいろいろ混ざっていますが、、、まぁ、直接的・間接的も含めると2と8以外は企業にとってのメリットかなと思います。
※詳細は下記の元記事をぜひご覧ください。
副業OKにすることで、こんなにもメリットがある(と考えられる)ので、とても良いことだと思うのですが、なかなか広まってはいないようですね。
ある調査によると副業を認めている企業はたったの3.8%らしいので、承認制にしている企業であっても実態としてほとんど使われていないのではないかという現状です。
副業OKに向けて考えておくべき1つのこと
副業のメリットは上記のとおりなのですが、逆にデメリットは、情報漏えいリスクや人材流出リスクなどがすぐに浮かんできます。
また、副業は見方を変えると上司を選べるようになるという話でもあるので、そういった評価軸のリスクなど含め、挙げればいろいろあると思います。
それらが副業OKの広まりのブレーキになっているんでしょう。
ただし、その原因を元の企業にマネジメント力や魅力がないからと考えることにして、以下の準備をすることが大事なんだと考える方が建設的なのではないかと思っています。時代は変わってきてるんだし。
副業OKに向けて準備しておくべき大切なことはこれだろうと思います。
「ビジョンを魅力的に、かつ、浸透させておく」
副業をスタートした社員が、本業にどれだけ貢献してくれるか、つまり、上記の企業側からの副業OKのメリットを享受できるかどうかは、ここにかかっているんじゃないかと。
会社が魅力的じゃないと、前述の情報漏えいや人材流出のリスクが大きくなってしまうだけなのでね。
当たり前だわ!という内容ではありますが、ここがキモだと思います。
あとはもちろんですが、副業OKにする側の会社側の覚悟だったり、最低限のルール策定などは必要かと。
参考:サイボウズ式:青野さん、「副業禁止は経営リスク」って本当ですか?
個人的には副業OK賛成派なので、知り合いのこの辺詳しい人に話を聞きに行くなりして、来るべき時代に備え自分なりの意見を固めておきたいと改めて思いました。
では、また!