副業OKを導入する会社が増えているという話を最近ちょこちょこと見たり聞いたりします。日経ビジネスオンラインでも参考になる記事がありました。働き方が変わってきているなーと思うとともに、自社ならどうだろう、自分ならどうだろうと考えてみました。
副業OKの流れがきている
サイボウズなどは副業OKを大々的に打ち出してるので有名な会社ですが、副業OKにしてから4年の経った今、約500名の社員の中の十数名が副業を行っているそうです。
この数値を多いと考えるか少ないと考えるかは置いといて、専業がほとんどすべての日本において、サイボウズのように働き方改革にチャレンジする会社も少しずつ増えてきています。
しかも、中小やベンチャー企業だけじゃなく、大企業での副業OKの動きも最近増えてきているらしいですね。ロート製薬やクラウドワークスが今年から副業OKになっているようです。
「本業に支障がない程度で」という縛りは当然あるものの、週末や終業後に他社やNPOで働くことがOKになっています。
目的は、社員がいろんな経験を通じて成長してくれることにより、会社の成長と個人の成長につながるからということです。
とはいえ、インターネットで個人間のやり取りを行うサービス(メルカリやAirbnbなど)も増えてきているので、程度の差はあれど本業とは別で収入を得ている人も多い時代になってきているということも書いてありました。
参照:「副業OK」の企業がじわりと増えている:日経ビジネスオンライン
そうなってくると、「いくらまでの収入ならOK」とか「本業への支障が出るというのは○○であること」のようなルールをどう設けるのかが重要になってくるという話でした。
個人的には、人の成長につながると確信しているので副業には賛成派ですし、自社にも何とかベストな方法を考えて、導入を進めていきたいと思っています。
もしも、副業OKだったとしたらどうなるだろうか
副業がOKになったとしたら、どんな良いことがあり、逆にどんなところに気をつけておかなければならないかを自分なりにも考えてみました。
ルールづくりがむずかしそうだな
例えば、副業OKにしたとしても、何を持って本業に支障が出ていると捉えるかがむずかしいし、収入いくらまでだったらOKと決めたとしても管理もむずかしそうです……。
昔みた記事で、副業に関しては報告会をみんなでやって経験を共有すると同時に、本業に支障がでないかどうかのマネジメントを行っているというやり方はありました。
出勤日数で分かりやすく分けちゃうという考え方もありなのかなーと思ったり、自分の中でも何がベストなのか、もう少し情報を集めて考えてみようという段階ですね。
帰属意識を持たせる器がないと
副業をしてそのまま転職しちゃったらこまるなと思っている会社も多いと思います。
だからこそ、もっと魅力的な会社になるようにしなけりゃなとも思いました。
多くの会社が(もちろん年功序列・終身雇用の時代背景はあったにせよ、)上記のことを恐れて副業を禁止してきた背景は少なくともあると思うので、そこはもう変えたいなと。
むしろ、しっかりしたビジョンやマネジメントや成果があって、社員のエンゲージメントが高い会社になれば、副業をしてもやめる社員はいないだろうし、副業の経験を通して成長した社員が、本業でもさらに成果を出してくれるようになれるだろうなと思います。
何を目的にして副業するか
副業の目的によっても、取るべき手段って変わってくるなーということです。
プロボノという活動がありますが、対価を得ない副業のようなものだなーと思っていて、プロボノ活動には最近興味を持っています。
プロボノとは、社会人が仕事を通じて培った知識やスキル、経験を活用して社会貢献するボランティア活動全般を指す言葉です。 米国や英国の弁護士が始めた無料の法律相談が発端となって、他分野へ波及。
副収入という意味では得られるものはないですが、自己成長という意味では、プロボノ活動も副業といえると思うのですが、収入目的の副業とボランティア活動だと、認める会社側のハードルの高さって全然違う気がします……。
この辺も、客観的に、冷静に考えていきたい部分です。個人的には、収入も成長もどっちも得たらいいと思っていますけども。
まとめ(まとまってないですが)
副業ではなく、複業と言ったりもしますが、時代が変わって働き方も変わってくるであろう今においては、今までの感覚や固定概念やルールでやる続けることがマズイと思うので、どんどんチャレンジしていきたいと思います。
自社に対して、副業(複業)をどう導入すればベストかを常に考え続けてみようっと。
では、また!