3つのポイントを押さえると怒りはコントロール(アンガーマネジメント)できるという話

人材開発

アンガーマネジメント(怒りのマネジメント)というワードを初めて知ったのでメモ。怒りの感情コントロール専門家の安藤俊介が語る3つのコツについて学びました。最近イラっとしがちなので、1つ目のコツを意識してみようと思いました。

参考:「怒り」をモチベーションにできるアンガーマネジメントを学ぼう

アンガーマネジメントとは

怒りの感情をコントロールする「アンガーマネジメント」という研究分野があるんですね。初めて知りました。

今回、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会の代表理事、安藤俊介さんの講演記事で、その存在を知りました。

この安藤さん、日本人として初のナショナルアンガーマネジメント協会、アンダーソン&アンダーソン、MFTNY公認のアンガーマネジメントファシリテーターらしいです。

今までこの分野を知らなかったので、そのすごさがイメージしにくいので大変申し訳ないのですが、、、すごいことなんでしょうね。

アンガーマネジメントとは、

1970年代にアメリカで始まったアンガー(イライラ、怒りの感情)をマネジメント(上手に付き合う)ための心理教育

via: 日本アンガーマネジメント協会

ということのようです。

企業研修などもやってるらしいです。確かにビジネスの世界では、怒りっぽい人は間違いなくいるので、、、うまく活用すれば役に立つのかもしれませんねー。

怒り(アンガー)は悪いことばかりではない

アンガーマネジメントでは、怒りという感情のデメリットばかりではなく、メリットにも着目します。

怒りという感情を抑圧するのではなく、うまく向き合って活用しようということなんでしょうね。

「くやしいから頑張る」「負けたくないから努力する」などの源となるアドレナリンは、怒りのエネルギーによって生まれるらしいです。

青色ダイオードの発明者でノーベル賞受賞者の中村修二さんのモチベーションの元は「怒り」だったそうですしね。知人にも、今まで「怒り」を原動力にしてかなりの成果を出してきた人がいるのでよく分かります。

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アンガーマネジメントの3つのポイント

安藤さんが紹介していた怒りをコントロールする(アンガーマネジメント)のための3つのポイントをメモしておきます。

  1. 衝動のコントロール
  2. 思考のコントロール
  3. 行動のコントロール

の3つが重要ということでした。

衝動のコントロール

衝動的にイラッとしたときの怒りは、長くても6秒くらい我慢できればなんとかなるそうです。アドレナリン量が減退するんでしょうね。

慣れてくれば我慢できるようになるそうですが、初めのうちは以下の行動で紛らわす的なことが良いようです。

例えば、怒りの感情を手のひらに書いてみたり、イライラや怒りに10点満点で点数をつけてみたりするということです。

手のひらに書く前に、その手のひらでビンタしてなければいいですけどね……笑

今度イラッとしたときには、イラッとしたことを書き出したり、点数をつけてみようと思います。

思考のコントロール

「べきの境界線を広げる」ことだ!と書いてありましたが、要は、人の価値観は多様なので自分の許容範囲を広げましょうということです。

例えば、「●時集合!」と言われたときに、10分前が当たり前か、ピッタリでOKなのかは人によって考え方・価値観が違うということですね。

客観的に、冷静に、自分と人を認識することで、価値観の違いによる(ギャップによる)怒りを防ぎましょうということです。

NLPでいうとディソシエイトすることと同じだなーと思いました。

行動のコントロール

要は、コントロールできるものだけコントロールしようということです。

渋滞にハマったらいくら怒っても意味がないように、怒る(もしくは怒らない)によって変えられることにはアンガーマネジメントを活用すればいいけど、変えられないものに執着するのはムダだよということですね。確かに、納得。

この辺の考え方もNLPで学んだ気がするので、アメリカ初のアンガーマネジメントという研究分野は、NLPの影響も受けてるん気がしますね。たぶん。

というわけで、自分自身にアンガーマネジメントできるように、上記3つのポイントは覚えておきたいと思います。

では、また!

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