たった2分の準備で印象を劇的に変えるシンプルな方法

人材開発

TEDのプレゼンテーションで興味深いものがあったのでシェアします。社会科学者エイミー・カディ氏のボディランゲージについての話です。普段はそれほど意識せず行っているであろうボディランゲージが、自身の心にどれほど大きな影響を与えているのか、あなたは知っていますか?こんにちは、164(@next164)です。

ボディランゲージの持つパワー

今回紹介するTEDのプレゼンテーションを一言で言うと「ボディランゲージのもつパワー」ということになるんじゃないかと思います。

スピーカーはエイミー・カディ(Amy Cuddy)氏という社会科学者で、

私たちが普段無意識にとっている姿勢やボディランゲージは、他人との非言語コミュニケーションとして大いに機能している。しかしそれ以上に、自分の心や態度に影響を与えている—。社会科学者であるエイミーカディ氏が、自身の経験を交えつつ、姿勢や体の動作から自分の心や気持ちを変えていく方法を語っています。(TEDより)

と紹介されているプレゼンテーションです。

プレゼンテーションの要約・部分解説

プレゼンテーションの内容を超簡単に僕的に要約するとこういうことでした。

ボディランゲージ(非言語行動)は対人コミュニケーションにおいて非常に重要な役割を担っているから、力溢れる人と無力な人のボディランゲージにある違いを理解して、その良い方のボディランゲージを意識して2分間でもいいから実施してみることで、自分もパワーを手に入れることができるんだよ、ということ。

もちろん上記の内容を様々なスライドや根拠データで納得性を持たせていたのですが、シンプルなわりに確かになーと思う内容で面白かったです。学びになりました。

例えば、力溢れる人のボディランゲージはこちら。

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大きく身体を広げます。

ちなみに、目の見える人も、生まれつき盲目の人も、同じようにこのポーズをするらしいです。つまり、他の人がそうするのを見たことがあるかどうかは関係ないということです。人間の遺伝子的な話なんでしょうかね。不思議です。

そして、無力な人のボディランゲージはこちら。笑

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身体を丸め、小さくなります。

また、この違いは生理的にも明らかにされていて、支配性のホルモンであるテストステロンと、ストレスのホルモンであるコルチゾールに違いが見られるようです。力溢れる人はテストステロンが多く、コルチゾールが少ない、ということです。

面白かったのは、動物(サル)の実験では、群れのボスになったらたった数日で、テストステロンの値があがるという結果でした。つまり、物理的な環境が変わるとホルモンもかわっちゃう(力溢れる人、あ、サルか)になるということです。

ということは、(単純ですけど)力溢れる人のボディランゲージを意識的にやると、ほんとに力溢れる人になれるということですもんねー。

で、

エイミー・カディ(Amy Cuddy)氏はプレゼンテーションの最後に提案しています。例えば就職面接の前には、トイレで2分間、こんなポーズをとりましょう!と。笑

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エイミー・カディ 「ボディランゲージが人を作る」

実際のプレゼンテーション動画(TED)もどうぞ。

では、また!

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