史上初!JMOOCの講座が東京工科大学の授業で正式に利用されることに

EdTech

東京工科大学の授業に、JMOOCが運営するgaccoの講座が利用されることになったそうです!今後このようにgaccoのような一般サービスを授業に組み込む大学が増えるんでしょうか。興味深いです。こんにちは、164(@next164)です。

JMOOCとgaccoの講座「インターネット」

今回東京工科大学が教材としての導入を決めたのは、JMOOCが運営するMOOCサービス「gacco(ガッコ)」の講座で、慶應義塾大学の村井純教授による「インターネット」についてのものです。

村井教授の「インターネット」講座は、約1.8万人が受講登録し、満足度は97%に達する人気講座だったみたいですね。

この講座を事前に学生に受講させ、授業ではディスカッションや応用的な知識を増やせる機会にすることになるため、学びが増え、知識の定着にも効果がありそうな感じがします。

学校側は、有名教授の授業を(インターネット上でも)受講することにより、興味や関心を深め、自発的に学習を続けるきっかけにしたいという狙いもあるそうです。

アメリカなどではこういった取り組みにより学習効果の改善がみられた事例もあるようなので、この日本教育市場初の取り組みの結果は、引き続き追っかけていきたいと思います。

※JMOOCやgaccoについては下記のエントリを参照してください

参考1:その名は「gacco」。4月にいよいよ始まるJMOOCのサービス
参考2:世界の約4倍!日本のMOOC「gacco」の講座修了率がとんでもない
参考3:東京大学のインタラクティブティーチング講座がgaccoで無料公開されますよ

ブレンディッドラーニングの今後

今回のように反転授業(≒反転学習)を含むブレンディッドラーニング(混合型教育)の取り組みですが、今後はどうなっていくんでしょうね。

今回はJMOOCの講座を反転授業に組み込んだというのが初の試みなんですが、いろんなEdTechサービスが公開されている昨今ですし、これをきっかけに今後ますます同様の取り組みが増えてきそうな予感がします。

いろんな考え方があると思うので大学内部での調整は簡単ではないと思いますが、学生に良い学びを提供するという視点で、多くの大学で前向きに検討してもらえればいいのになーと個人的には思いますね。

もっともっとこの流れが拡大していってほしいなー。

あとは、初等教育、高等教育の現場では広がってきている感覚がありますが、社会人教育の現場でももっとやれることがあるんじゃないかと考えているので、まずは自社内でいろいろ考えて取り組んで行きたいと思います。

では、また!

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