Personnel Psychology(人事心理学)によると、一度会社を辞めて、同じ会社に戻ってきた「出戻り社員」は、いろんな意味で良い社員になるらしいです。そもそも人事心理学なんて分野があるんだね!こんにちは、164(@next164)です。
出戻り社員が良いといわれる3つの理由
イリノイ大学の研究などで「出戻り社員」が良い理由が示されました。もちろん、すべての出戻り社員が良いわけではないみたいですが、3つほど良い理由があるようです。
1)隣の芝が青いわけではない理由を知っている
ある会社(組織)にいる間はどうしても自社(自組織)への不満を持ちがちです。これは視野が狭く、客観的に周りと比較できてないことが多いんだと思いますが、中にいるとどうしても周りが見えづらかったりします。
で、隣の芝が青く見えてしまって、今の環境に我慢できなくなり辞めてしまうわけですが、、、結果、新しい会社(組織)でも同じことに悩んでしまうわけですね。
そんな状況を経験した社員は、「隣の芝は青くない!」ということを知ってるので、戻ってきた後は会社への貢献度が高くなるらしいですよ。
2)組織の文化を覚えている
また、これは確かに!と思ったんですが、一度会社にいた社員は、少なからず会社の文化(価値観や考え方やルール)が染み付いているわけなので、戻ってきた後に馴染みやすいらしいです。再離職率も低く、会社から期待されていることも理解がはやいんだとか。
今の会社も出戻り社員がけっこう多いですが、そんな感じはしますねー。
3)採用コストが激安
ある調査によると、全く新しい人を外部から雇う場合と比べて、「出戻り社員」を雇うコストは、なんと1/3〜2/3で済むそうです。めちゃくちゃコスト抑えられるんですね!
確かに媒体費用が要らないし、面接も通常より少なく、ヒアリングも一からしなくていいので、安くできそうです。
以上、3つとも「確かになー!」と思える理由でした。
人事心理学(Personnel Psychology)
ちなみに、人事心理学って言葉を初めて聞いたので調べてみました。
Wikipediaでも日本語の解説はなかったので、「Personnel Psychology」で英語で探したら説明がありました。
(以下、Google翻訳を元になんとか訳してみた。細かくは間違ってるかもですけど。笑)
- 人事心理学とは、産業心理学/組織心理学のサブフィールドである。
- 人事心理学は、採用・選定・人事評価や、モラル・仕事の満足度・上司部下の関係などの仕事以外の領域も扱う。
- 職務分析、パフォーマンスの定義と測定、業績評価、雇用テスト、就職面接、従業員の選択と社員教育などを扱う。
では、また!