最近流行りのレジリエンス(精神的回復力)について、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビューに面白い記事がありました。レジリエンスが求められる場面は実は……というものと、レジリエンスが高い人の特徴3つについてです。
レジリエンスとは
Wikipediaには、
レジリエンス(resilience)は「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」などとも訳される心理学用語である。心理学、精神医学の分野では訳語を用いず、そのままレジリエンス、またはレジリアンスと表記して用いることが多い。「脆弱性 (vulnerability) 」の反対の概念であり、自発的治癒力の意味である。
とあります。
ストレスフルな出来事やミス・失敗に陥ったときに、いかに早くネガティブな感情を底打ちし、立ち直ることができるかという能力です。
底打ちのためには、ネガティブ感情をコントロールするための客観的視点が、いち早く立ち直るためには、強みを生かすことや自己効力感を高めることが大切であると言われていたりします。
比較的新しい学問分野である「ポジティブ心理学」の中で研究が進んでいるレジリエンスですが、日本でもポジティブサイコロジースクールという学校を中心に広がってきています。
上記のレジリエンスのスキルを身につけるための授業をシンガポールと日本で行っているスクールです。
日本の第一人者の久世浩司さんが書いたレジリエンス×ビジネスの本も売れてるみたいですね。
世界のエリートがIQ・学歴よりも重視! 「レジリエンス」の鍛え方
なぜ、一流の人は不安でも強気でいられるのか? 希望をつくるレジリエンス・トレーニング
レジリエンスが高い人の3つの特徴
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビューに書いてあった3つの特徴とは、
- 現実をしっかり受け止める力。
- 『人生には何らかの意味がある』という強い価値観に裏打ちされた、確固たる信念。
- 驚くべき即興力。
ということでした。また、個人だけでなく組織にとっても当てはまると言われていました。
自分が学んだ経験から言うとこれだけではない気もしますが、分かる気はします。現実を客観性を持ってしっかりと受け止めて、自分の思い込みに気づいたりしないといけないですしね。
ちなみに、あるイギリスの研究結果によると、レジリエンスを一番必要とされる場面は、大きな惨事や仕事の大失敗や変化の激しすぎる時代ではなく、、、職場での面倒な人間関係と社内政治らしいです。
意外と身近なところなんですね。。。分かる気もするけど。
レジリエンスは引き続き学んでいきたいと思います。
では、また!