東京大学の准教授で、「大人の学び」を科学する、というテーマで研究を続けていらっしゃる中原淳教授のブログでなるほどーと思ったので紹介。中原教授は人材育成を仕事とする中では気になるお方の一人。こんにちは、164(@next164)です。
中原淳とは?
中原教授ってこんな方です。
東京大学 大学総合教育研究センター 准教授。東京大学大学院 学際情報学府 (兼任)。東京大学教養学部 学際情報科学科(兼任)。大阪大学博士(人間科学)。北海道旭川市生まれ。東京大学教育学部卒業、大阪大学大学院 人間科学研究科、メディア教育開発センター(現・放送大学)、米国・マサチューセッツ工科大学客員研究員等をへて、2006年より現職。
「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人々の学習・コミュニケーション・リーダーシップについて研究している。専門は経営学習論(Management Learning)。
via: 中原 淳のプロフィール・研究業績
なんか、スゴい。
著書もたくさんあり、共著されてたこの本は、僕自身が人材育成の仕事に携わるようになってから最初に勉強させて貰った本です。感謝!
そんな中原教授のブログで、なるほどな、と思った内容がありました。
インプットとアウトプットのバスタブモデルという話。
バスタブモデルとは
こんなモデルです。
絵心は・・・w
ですが、言っておられたのは(おそらく)こういうことでした。
- 蛇口からの注水量=インプット
- 栓からの出水量=アウトプット
- アウトプットに時間を取られてインプットが不足するとバスタブはスッカラカンだよ
継続的なアウトプットは大事。でも、アウトプットは時間やパワーが必要なので、インプットがおろそかになりがち。ただし、「インプット>アウトプット」の状態になっていないと、バスタブにお湯が溜まらないので「いい湯だな」にはならないよ、ということ。
で、さらに言うと、このままだとお湯が無くなってしまうので最終的にアウトプットもできなくなるよ、ということなんだろうな、と。
また、「蛇口からの注水量=栓からの出水量」の状態、つまり、「インプット=アウトプット」の状態、つまり、アウトプットするためにインプットを続けるギリギリの状態は、よく芸能人のブログとかである話ですが、ブログのネタにするために毎日を過ごす、と言ったような、本末転倒な話のことを指すのだと思います。
僕の場合はお湯があふれていた
このモデルを自分に当てはめて考えてみたら、僕はアウトプットが少なすぎると思うので、バスタブからお湯があふれているタイプっぽいなと思いました。せっかくインプットしても、お湯がジャージャー漏れていて、もったいない感じなんだろうなと・・・。
ただ、アウトプットができていない感覚は昔からずっとあったので、変えようと思って年明けから強化したこのブログ更新が、アウトプットの強化にはつながってきている感じはしますが、まだまだお湯多めだとは思いますので、引き続きブログ含めいろいろと強化していこうと思います。
中原教授は忙しすぎてインプットが足りないとおっしゃってましたが、僕は逆なので、まずはスッカラカンを目指すくらいの勢いでアウトプットするぞー!
では、また!