腎臓、すい臓、肝臓、胆のうあたりの精密検査ということで、CT検査を受けてきたので忘れないうちに体験をメモしときます。あくまでも僕個人の体験ですが、誰かの参考に少しでもなれば良いなぁ!こんにちは、164(@next164)です。
CT検査とは
まず、CT検査っていうのは、コンピューター断層撮影法(Computed Tomography)のことです。
身体にエックス 線を照射し、通過したエックス線量の差をデータとして集め、コンピューターで処理することによって、身体の内部を画像化する検査。エックス線は、肺のように空気のたくさんあるところは通過しやすく、骨は通過しにくいという性質を有しているため、身体の組織や臓器によってエックス線の通過しやすさ(透過性)は異なり、この差を利用して画像を作りだすことができる。CT検査によって病変が描出されるのは、エックス線の透過性が病変と正常部位とで異なるから。
今回、定期健康診断の結果から、いろいろあって、腎臓、すい臓、肝臓、胆のうを精密検査した方が良いというかかりつけの内科の先生の判断があり、CT検査をすることになりました。
メディカルスキャニング
CT検査は、近所のかかりつけのクリニックには設備がないので、そこの先生から紹介されて、別の施設で検査することになりました。
そこは「メディカルスキャニング」と言って、最先端のMRI、CTを使った画像検査・診断専門のクリニック及びネットワークなんだそうです。東京近辺だと結構な数の施設がありました。その中の一つに予約して行きました。
人生で初めて、紹介状(封筒に入ってた)をもらって、メディカルスキャニングに持って行きました。あれ何が書いてあるんでしょうね。決まりきった定型文なんでしょうか。それとも一つ一つちゃんと書いてくれてるんでしょうか。こっそり見たら良かったかな。笑
まぁ、そんなことも思いながら、メディカルスキャニングの場所に到着したわけです。
参考:メディカルスキャニングとは
検査の手順
検査の手順を順番に書き出しておこうと思います(※あくまでも僕が行った施設でのやり方です)。
着替え
更衣室で着替え、ロッカーに荷物を入れて、カギを閉めました。パンツだけ自分ので、あとは検査着?みたいなうすーい水色の上下の服に着替えました。アクセサリーも外すように言われました。
問診
検査前に先生の問診があります。(おそらく)紹介状にかかれてあったカルテ内容?を確認しながら、喘息はないか?大きな病を今までにしたことはないか?何か常用している薬がないか?などいくつか質問をされました。
最終的には、「造影剤」ってのを打って、より確実にCT画像を撮りましょうという判断になりました。副作用がある可能性は低いので、ということでした。
ただ、同意書みたいなものは書きました。100人に5人くらいの軽い副作用で、かゆみや発疹とかが出ることがあり、1000人に1人(だったかな?)くらいの重い副作用だと、意識障害とかがあるそうです。
この造影剤ってのは、画像が明瞭に写りやすくするもののようで、検査中に血管から直接注入するものです。
造影剤の針をさす
すこし場所を変えて、造影剤を注入する針をうちました。こんな感じになりました。
針をさしたまま歩くことを体験し、TVドラマみたいだなーとちょっと思ってました。
CT機械の部屋へ
そして、いよいよ、CTを撮るための大型機械がある部屋に入りました。こんな機械に、万歳をした格好で仰向けになり、ちょうど輪っかの下にお腹がくるような位置に台を移動してセッティングされました。
それから、指示に従って、息を吸って・止めるという練習をしました。実際の撮影中も同じようにするからということでした。
(こんな機械でした。ちょっと違うけど)
しばらくしてから、本撮影が始まりました。機械についたマイクから聞こえる、「息を吸ってー、、、止めてください。・・・(5秒くらい)・・・はい、楽にしてください。」という指示が来るので、その通りに呼吸をし、大体5分から10分くらいで検査終了でした。
その中で、造影剤を腕に刺したままの針から注入するのですが、事前に説明されていたとおり、しばらくかなり身体が暖かくなりました。
これは、あたためてる薬を流すので当たり前のことらしいのですが、一気に身体の腕の方から足の先まで暖かくなっていく感覚は初めてのことで、ある意味ちょっと楽しかったです。
頻繁に看護師の方が「気分悪くないですか?」と聞いてくれましたが、僕は全然問題ありませんでした。確かにあの状況で息苦しくなったり痒みが出たりしたら少し不安になるかもしれないなーとは思いました。
終わり
最後に副作用が出た場合の注意事項などをレクチャーしてもらい、着替えて、診断料を支払って終わりです。保険適用の3割負担で1万円くらいだったので、CT検査の料金は約3万ということでしょうか。
検査結果は、近所のクリニックに届けてもらい、そこの先生から説明してもらうことにしていたので、後日聞きに行ってこようと思います。うー。ドキドキするなー・・・。
参考:CT検査の上手な受け方 ←超詳しい。このエントリの比じゃない。笑
では、また!