NLPで学んだ人間関係を良くする簡単でシンプルな方法

心理学

友達や親や上司や部下や同僚やその他いろんな人との人間関係を良くしたいと思って悩んだら、まずこの方法を試したら良い!と思うことをNLPという心理学を勉強する中で学んだので書いてみました。こんにちは、164(@next164)です。

人はなぜ人を恐れるか、コントロールしたいのか

恐れ Google 検索

まず、人間関係の悩みの本質・原因から探っていきたいと思います。

なぜ人は、他人との人間関係に悩むのでしょうか。

人は「自分がコントロールできない」ということを恐れる本能がありと言われています。なぜなら、ヒトが子孫を残し、種として反映し続けるためには、さまざまな外敵(ヒトや獣や病気など含め)から身を守ること、つまり、「安全・安心」を求めることが必要であったからです。

自分がコントロールできないもの=安全・安心ではない、という公式が成り立つために、人間は支配欲を持っているのかもしれませんね。

つまり、人間が人間関係に悩むのは、その対象を「コントロールできていない(と感じている)から」だと考えられます。

だとすると、次の疑問が浮かんできます。

コントロールするとはどういうことか

理解 Google 検索

コントロールするということは、言いかえると、その人を「知る」ということになります。つまり、その対象を「知る」ことができれば、安全・安心を得ることができ、信頼関係の向上につながり、人間関係は改善していきます。

※ここで言うコントロールとは、支配するという意味よりも、理解して安心するというニュアンスでとらえたら良いと思います。

さらに、この「知る」ことによる安心感というのは、意識上の話だけではなく、無意識でも発生します。

逆も同じです。

相手も同じ恐れ(コントロールできない!という気持ち)を抱いている。あなたのことが分からないから、安全・安心を侵されると感じ、信頼関係はなかなか改善しなかったりするんです。

整理すると、人間関係を築くためには、安全・安心を手にするために、まず相手を知ることを通して、恐れを軽減し、信頼関係(ラポールと言う)を築いていくべし、ということになります。

人間関係を向上するためのシンプルな方法

呼吸 Google 検索

では、ラポールを築くためにやるべきことは何か?

例えば、お互い本音で語り合い、お互いのことを深く知る、という方法があります。これは間違いない方法ですが、そもそもその状態に至るまでが難しいわけですから、もっと簡単な方法があったらいいですよね。

そんな状況に役に立ちそうな、NLPで学んだひとつのシンプルな方法があります。

それは、

呼吸を合わせること。

相手と呼吸のタイミングを合わせるという単純なことで、実は信頼関係が生まれてくるんです。実際に知り合いに試してみたら、なんかいい感じの雰囲気になりましたw

NLPでは、これを「ペーシング」と呼びます。その名の通りペースを合わせるからペーシングということです。

また、ペーシングには、声のトーンやスピード、呼吸などを合わせる「マッチング」、動作を合わせる「ミラーリング」があり、2つの総称がペーシングであると思っていただいてOKです。

ペーシングを行うと何が起こるのかというと、ヒトは無意識でも自分と同じだ、と感じ安心感を覚えるそうです。そして、恐れがなくなりラポールが生まれてきます。

よく研修やセミナーのアイスブレイクで、同じグループの人とお互いの共通点を見つけるワークがありますが、これはこのペーシングによるラポールづくりの応用ですね。

つまりは、共通点を見つけるだけでもOKということです。

人間関係に悩みがある場合は・・・

嫌いな人がいる、

苦手な人がいる、

合わない人がいる、

意見がいつも異なる人がいる、

微妙な関係値の人がいる、

疎遠な人がいる、などなど、、、

何かしらの人間関係で悩んでいるときは、「呼吸を合わせる」「共通点を見つける」など、このシンプルな方法をお試しあれー。

では、また!

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