好きなオトナ、武井壮さんが「オトナの学校」という企画で、専修大学で講義をしている動画をみました。15分くらいの話でしたが、学べることが多くありました。やっぱり努力を続け経験談で語る人の言葉は力強いですね。
オトナの学校とは
TBSで毎週水曜日深夜1:31〜放送されている「オトナの!」という番組があります。
いとうせいこうさん(53歳)とユースケ・サンタマリアさん(43歳)のオトナになれない二人が、オトナとは何かについて学んでゆくというトークバラエティで、毎回2名のゲストを招いて話をしている番組です。
Youtubeでも視聴できます(オトナの!(TBSテレビ))。くるりのボーカル岸田繁さんと宇宙兄弟の漫画家小山宙哉さんの回をふと観てみましたが、とても面白かったです。他も観てみよう。
そんな「オトナの!」の特別編として企画された、「オトナの学校」というものがありました。専修大学の教室で、1限から5限まで5人のオトナがスピーカーとして話をするという企画です。
その中に、大好きな武井壮さんが登壇していたので観てみました。
武井壮さんの「オトナの育て方」
武井壮さんは、オトナの育て方というタイトルで、15分くらいの話をしてくれていました。Youtubeで公開されているので、気づきや学びがあったところをメモしときます。
まずは、「スポーツを極めることはギャンブルだ」という話。
大学時代に十種競技(デカスロン)を二年半で日本一になったとき、全くと言っていいほど注目を集められなかったという体験談を含め、日本では、何も考えずに大学までスポーツを極めた人はその後経済的な価値を得ることが少ないという事実を伝えていました。
そして、そこからの武井壮さん自身の気づきが、「ものごとの価値を生むのは、人が求める「数」である」ということでした。
ニーズがないことをやっても稼げないよということですよね。
1年に一度開催される陸上競技の日本最高峰の大会でも、一人の選手が20人も集められないので、収容人数5万人のスタジアムが満席にならないそうです。
シンプルな、当たり前の言葉ですけども、その通りだなと思いました。
と同時に、新しい価値を作る側になりたいのなら、不遇のときを過ごす必要もあるんだよなやっぱりということも改めて感じたりもしました。
イノベーター理論でいうところの、イノベーターやアーリーアダプターだけに指示されるような新しすぎる商品やアイデアは、マーケティングを上手にしないといけないということと同じ話なんだろうなと。
あと、学びになった言葉であり、武井壮さんをやっぱりすごいと思ったのは、一日に1hのトレーニングと1hの知らないことの勉強を継続しているということです。どんなに忙しくてもしているそうです。
それはなぜか。それは、昨日の僕より、今日の僕が成長してあげるようにするためなんだとか。
最近、別の本から、昨日とは違う自分になることという成長の定義を学んでいたところだったので、この武井壮さんの言葉が重なり、心に響きました。
武井さんが伝えたかったメッセージは、失敗したっていつでも夢をみられる、つまり、「大人になっても夢は叶う」ということです。
そういう背中をみせることが、オトナの育て方なんじゃないかと思うと言っていました。
そんな講義の動画を貼っておきます。
日々成長=毎日違う自分になること=毎日時間をとって頭や身体のトレーニングをすること。そして、これを継続していくこと。
まとめるとシンプルですが、継続していく人だけが、大きな成長を遂げられるのだと、そう思いました。
では、また!