ポジティブ心理学の研究で開発された「強み診断ツール」がおもしろいです。強みを知るということは、自分を知るという大事なことの一つになるだけでなく、周りの人の結果も分かると人間関係も円滑にできそうだからです。こんにちは、164(@next164)です。
VIA-ISという診断ツール
VIA-IS(Value in Action Inventory of Strengths)とは強みを測る診断ツールで、ポジティブ心理学の権威であるクリストファー・ピーターソン博士とマーティン・セリグマン博士が考案したものです。
エニアグラムとかエゴグラムとかストレングスファインダー(StrengthsFinder)とか、こういう特性(徳性)診断ツールは他にも山ほどありますが、VIA-ISは世界190カ国、260万人以上の人に使用されているので、信頼性の高い診断ツールであると考えられます。
診断結果として出てくる24の強みのうち、上位5つが「自分を特徴づける強み(Signature Strength)」と言われています。これらの強みを仕事や日常生活に活用すると、仕事の充実感や人生の満足感が向上するという研究結果もあるらしいですね。
僕のTOP5は「向学心」「創造性」「柔軟性(判断力・批判的思考力)」「希望(楽観性・未来志向)」「謙虚さ」でした。
(占いと同じようなものかもしれませんが、)言われてみると確かに、新しいことは好きで楽しいし、新しいモノ(やコト)を創りだすのは充実感があるなーと思ったりします。全く根拠はないですが、未来は明るいとなんとなく思ってますし。
ちなみに、ストレングスファインダーだと、TOP5は「親密性」「着想」「内省」「未来志向」「学習欲」だったので、VIA-ISと似たところが出てたりしますね。「創造性」≒「着想」、「希望」≒「未来志向」、「向学心」≒「学習欲」というふうに。
こうやっていろんな診断ツールで「自分を知る」というのは、視点を変えることによって自己理解が進むので楽しいです。
VIA-ISで人間関係が良くなる
このVIA-ISですが、個人の自己理解だけじゃなく、集団の人間関係にも影響を与えられるんじゃないかなと最近思うわけです。
会社で同僚にも測定してもらいまいしたが、お互いの強みを知るってのはいいなーと感じたということです。
なぜなら、VIA-ISという共通言語で会話ができるし、お互いの強み(や弱み)が分かるので、仕事の役割分担や強みを活かした人事異動・配置などができそうだな、と。上司部下の関係などでもこれは同じだと思います。
このVIA-ISをみんなでやってみることで、人間関係がよくなるんじゃないかと思ったりしてます。会社や何かの集団のマネジメントに使えるんじゃないかと。
VIA-ISの利用方法
そんなVIA-ISの使い方を解説しときます。
ペンシルベニア大学公式Webサイト
→Authentic Happiness
利用方法は以下のとおりです。
- 上のリンクからWebサイトに移動
※日本語になってなければメニューの「Select Language」で変更 - メニューの測定テストから「VIA・強みに関する調査票(VIA)」をクリック
- ユーザーログインが必要なため、初めてのときは登録が必要(完全無料です)
※登録時によくわからなかった項目→Occupation=職業、Zip/Postal Code=郵便番号
240問あるので、20〜30分くらい(じっくり考えすぎると40分くらい)かかるかもしれませんが、それだけちゃんとした調査票だといういうことで。
ぜひやってみてください。そして、周りにもやってもらってみてください。
では、また!