ゲームがストレスを軽減し、うつ症状を軽減し、メンタルヘルスの向上に役に立つという事実をあなたは信じますか?……これ、ほんとみたいです。ゲームをすることはネガティブではなく、ポジティブなのです。
ゲームのストレス軽減効果について
ゲームをすると、ストレスが取り除かれて、うつが軽減され、気分がよくなる。
ということが、科学的に明らかになってきています。
テキサスA&M大学のクリフトファー・J・ファーガソン准教授が実施した研究(2010年度)によると、
暴力的なゲームを長時間プレイしている人は、男性も女性も、ストレスに対処する精神的スキルが身につきます。また、ストレスの多い作業をしているときも、うつ状態になったり敵対的になったりしにくくなる
と結論づけた実験結果もあります。
ゲームをすると、ストレスホルモンのコルチゾールが軽減するために、メンタルヘルスに良いという結論もありました。
つまり、ゲームをメンタルヘルスマネジメントやうつ状態などのセラピーなどにも使える可能性があるということですね。
実際、任天堂のWiiを使って、ゲームが認知機能に与えるポジティブな影響について研究を進めている科学者もいるそうです。
心理学などでも、ランニングや音楽鑑賞や日記などが、ネガティブ感情から抜け出すための方法として挙げられますが、その辺の手段の一つとしてゲームが食い込んでくる可能性もありそうです。楽しみ。
ゲームは万人に効果がある
僕もゲームを楽しむ人間なのですが、ストレス軽減に役に立つ実感があります。なんでそんなにゲームするの?と聞かれて、「ストレス解消!」と答えたことが何度もあります。
実際、没頭できるので、日常のストレスをそらすことができるんですよね。
ゲームが良くないというのは単なるネガティブなイメージで、固定概念であり、そのポジティブな効果は科学的に正しいと証明されてきているということを理解する必要がありそうです。
ちなみに最近の調査では、ゲームをするのは男性というのも単なるイメージだったことがわかったそうです。
ある調査によると、ゲーマーの52%が女性なんだとか。女性の増加はスマホゲーム(モバイルゲーム)の隆盛が一つの大きな原因と考えられていました。
参考:52% of gamers are women – but the industry doesn’t know it | (英語サイト)
ゲームを毎日しましょう!
ゲームについては賛否色んな立場で研究が進められている現状ですが、ポジティブな効果があるという研究も沢山あります。
以前見たTEDトーク動画では、寿命が伸びるとさえ言われていました。「ゲームで10年長生きしましょう」というタイトルです(面白かったのでどうぞ)。
このようなゲームのポジティブな側面を活用していくためにも、毎日ランニングをしたり、本を読んだりするように、ゲームを毎日のスケジュールに入れていくといいんでしょうね。
参考:Science Proves that Playing Video Games Reduces Your Stress(英語サイト)
では、また!