即興のスピーチを緊張せずにやるための5つのコツ(プレゼンとは違うなー)

プレゼンテーション

今までプレゼン(というか大勢の前で上手く話すこと)に関するエントリは、得意になりたいからという理由で、いろいろ書いてきました。最近もひとつ「いいなこれ」と思ったものがあったのでメモ。

今回は即興スピーチをする際の5つのコツについて。

即興スピーチの機会

結婚式、会議、研修や飲み会の乾杯・絞めの挨拶などなど、即興で数十秒〜数分のスピーチをする機会ってのは結構ありますよね。

そんなとき、緊張してうまく喋れなかった経験ってないでしょうか。

僕はあります……。

準備ができていればまだしも、即興というのが結構苦手で、うまく言葉がまとまらず、その場はなんとか終わらせるものの、あとから「あそこはこう言ってればよかったなぁ」と反省することがあります。

というわけで、Lifehackerの記事で「5つのポイントを押さえれば即興のスピーチも怖くない」というのがあったので、おおっ!と思って読んでみました。

これで即興のときも緊張しなく慣れればいいなー。

即興スピーチの5つのコツ

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ひとことで言うと、フォーマットを覚えて、それに従ってスピーチしたら、グレートなスピーチにはならないかもしれないけど、おかしなことを口走って大失敗することはないよというものでした。

物足りない人もいるかもしれませんが、僕にとっては、まずは十分なコツでした。笑

コレらを知っておけば、今後、緊張せずに即興スピーチにのぞめそうな気がします。

1.あいさつ

Greeting: Pretty obvious; you want to say hello.

「こんにちは」からはじめましょう。

2.その場の定義

Event: State why everyone’s gathered, what the event is about, etc. Nwwazzu suggests starting this off with, “As we all know…”

今日はみんななぜ集まっているのか、何が行われるのか、などの確認をすると良いそうです。

そのイベントの場に安定感が生まれ、話に対して説得力が付き、聞き手の聞く姿勢も醸成できるからなんでしょうね。

「みなさんご存知のように……」と始めることがオススメなんだとか。

3.共通の背景

Common Ground: Discuss something relatable to you and your audience. Maybe start this part off with “Like many of you, I…”

話し手(自分)と聞き手との関係性を説明しておくということです。

このときは、「みなさんと同じように、私も……」というキーフレーズを使うとGoodだそうです。

心理学的にも、共通点をみつけることはラポール(信頼関係)を築くために重要で、コミュニケーションにおいて重要であると言われていますし、効果ありそうです。

4.自分が話す理由

Why You’re Speaking: Include why you’ve been chosen to speak. As Nwwazzu puts it, what gives you the right to speak on this topic?

なぜ話し手(自分)が話しているのかという聞き手の疑問も解決してあげましょう。

一般的な結婚式などのスピーチでは会社の上司とかがやるので分かりやすいですが、いろんなシーンでは「なぜあなたが話す?」というのが分からない場合も確かにありますよね。

結婚式などでは一番偉い人や一番関係が深い友人などですが、プロジェクトの会議などでは中心となって動いているプロジェクトマネージャーでしょうし、飲み会の挨拶はムードメーカーが選ばれるかもしれません。

なぜ自分なのかという理由を話せるようにしておきましょうということですね。

5.アクションの呼びかけ

Call to Action: Finally, end with a call to action, “let’s all toast…” “let’s have a round of applause.” This is a natural closer.

最後は、行動を促す発言で終わりましょうということでした。

「ご一緒に乾杯をお願いします」「ぜひこの後すぐ試してみてください」「一丁締めでお願いします。いよーーーっ!」などですかね。

プレゼンと即興スピーチの違うとこ

この記事を読んで、シンプルな5つに重要なことが凝縮されているなぁと感じました。

場の定義や自分が話す理由などの説明をするともっとスピーチが良くなりそうなので取り入れていこうと思います。

また、プレゼンテーション(プレゼン)などのポイントについてまとめた情報なども良くありますが、即興スピーチは全然違うなという気づきがありました。

プレゼンは、準備が超重要!という答えに行き着きますが、即興のスピーチだとそれができないので、フォーマットを覚えておくということになるんでしょうか。(まぁ……これも準備といえば準備ですけどね)

ただ、「プレゼンはこの2つの能力を磨けば良いのではないか?とふと思った」で書いてた「場への想像力」などスタンス的なものはプレゼンでも即興の場合でも役に立ちそうな気がしました。

この辺の能力は上げていきたいので、今回のような役に立つ知識と、あとは経験値を、今後も高めていきたいと思います。

では、また!

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