ソフトバンクの孫正義のプレゼン資料を作ってた人の本が非常に良かった

プレゼンテーション

ソフトバンクで孫正義さんがプレゼンする際の資料を作ってたと言われる前田鎌利(まえだかまり)さんという方の著書を読みました。具体的で分かりやすくてすごく勉強になりました。

孫正義から一発でOKをもらったノウハウ

ソフトバンクで孫正義さんから何度も「一発OK」を勝ち取ったプレゼン王、前田鎌利さんの社内プレゼンノウハウをまとめた本がこれです。

社内プレゼンの資料作成術
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Kindle版 → 社内プレゼンの資料作成術

昔から、ソフトバンクの孫正義さんがプレゼンをするイベントを何度か見てきた中で、表示されるスライドがシンプルでかっこいいなーと思っていたことを思い出し、発売前に予約して買った本です。

届いたので早速読んでみました。

『社内プレゼンの資料作成術』

一言で言うと、さっと読めて、かつ、分かりやすく為になる良い本でした。かなり具体的にノウハウを公開してくれていて、絶対に今後の資料作成の参考にしようと思いました。

例えば、脳と視覚の働きを根拠にして、左側にグラフ、右側にキーワードを配置するという作成方法を薦めていたり、キーワードは13文字以内で、フォントの大きさは100〜200ptで表示すべし的な細かいノウハウまで書かれてありました。

また、グラフの色使いのコツ、資料の構成は枚数は5〜9枚でこういう順番がGoodだ!などなど、かなり納得感のあるノウハウが沢山あって、非常に学びが多かったです。

この本は「社内プレゼン」にターゲットを絞っていましたが、ちゃんと考えて応用すれば、いつも孫正義さんがやってる外部へのイベントでのプレゼンの資料にも使えるだろうなと思いながら読み進めてました。

SoftBank World 2015の資料はどうだったの?

というわけで、2015年7月30日に開催された「SoftBank World 2015」で、孫正義さんが行った基調講演の資料を見てみました。

孫正義氏がSoftBank World 2015で成長戦略を語る

前田鎌利さんがソフトバンクを離れてから、引き継いだ人はいるはずですが、正直、本に書いてあったこととちょっと違う感じがする資料だぞ……とは思いました(笑)。大きく違うわけではないんですけどね。

外向けと社内プレゼン用は、やはりちょっと違うのかもしれないですが、とにかく、実践的で良い本でした。

では、また!

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