アメリカで約1,500人を対象に行われたオンライン調査で、Webサイトには動画をもっと置いて欲しいという消費者と、マーケティングに動画はあまり使っていない(使わない)という企業担当者のギャップが明確になりました。こんにちは、164(@next164)です。
1,500人へのオンラインアンケート調査の結果
アメリカで行われたこの調査の対象は、18歳以上の消費者1,000人+マーケティング担当者500人。
ブランドサイトやコーポレートサイトなどで、どう行動するか、何を望むか、などについてのアンケートのようですね。
ブランドサイトとは
商品ブランドのプロモーションやマーケティングのためのサイトのことです。パッと探しただけでも沢山見つかりましたが、例えばこんなのです。
もちろん食品だけでなく、いろんな商品のブランドサイトがあります。
アンケート結果のポイント
調査結果のポイント、興味深い結果を備忘録的にメモしておこうと思います。
- 59%の消費者はブランドサイトに動画があれば試聴する
- 40%の消費者はテキストより動画で情報を得たいと思っている
- 「How toやチュートリアル動画」を好む人は67%
- 42%が「面白ネタ動画」、34%が「製品情報動画」を好む
- 年配に比べ若い世代の消費者の方が2倍動画を見たいと思っている
- 40%のマーケティング担当者が動画をあまり利用していない
参考(詳細):「テキストを読むより、動画で見たい」。若者世代では5割以上が動画を望んでいた | movieTIMES ムービータイムス
この参考サイトにはこんなグラフもありました(世代別比較のグラフ)。
ソーシャルメディアで動画をみる消費者は、若い世代で26%ですが、45歳以上だと11%に落ち込むようです。だいぶ違いますね。
また、「動画みたい!」と思っているのは、全体で40%だったのが、若い世代だと51%まで上がります。
動画マーケティングに対する需給ギャップが明らかに
アンケート結果からわかることは、消費者の動画ニーズと企業のマーケティング担当者の動画意識にギャップがありそうだということです。
もっと企業って動画でいろいろ仕掛けてると勝手に思ってましたが、そんなにでもないんですねー。
40%もの消費者はテキストより動画で情報に触れたいと思ってくれているのに、40%のマーケティング担当者はそれに対応できていないということですもんね。
参考サイトにも書かれてありましたが、上記のような状況なので、逆に動画を上手に使えたら今ならまだ有利にマーケティング活動を進めていけそうです。
また、サイバーエージェントも子会社に動画関連を2社作ったばかりですが、この需給ギャップを埋めるビジネスも流行っていくんだろうなーと思いました。
ビッグデータ時代のデータアナリスト的な感じで、動画マーケティング時代の動画制作や動画編集スキルできるクリエイターって今後ますます重宝されそう。
では、また!