マッキンゼー流!忙しくても読書を続け仕事ができる人になるための4つのやり方

人材開発

仕事ができる人はどうやって忙しくても本を読んで勉強しているのかという話を元マッキンゼーの赤羽さんという方が書いている記事を読みました。これをキッカケに考えることがあったのでまとめておきます。

忙しくても本を読むコツ

目の前の仕事や目標に追われて、本を読むことが大事だと思いながらもなかなか実行できていないビジネスパーソンが多いのではないでしょうか。

……僕もそうです。

ただ、仕事ができる人ほど、

  • 忙しくても本を読んでいる
  • しかも、それを自分の仕事や生活に活かしている(行動に移している)

ということがありそうです。

どうすれば読書(などのインプット)が忙しい中でもできるのか?についてのヒントが、元マッキンゼーの赤羽さんが書かれたある記事でした。

赤羽さんは、試行錯誤した上で完成した自分なりの読書ルールを設けていたようす。

それは、コンサルティングの顧客が決まったら、2日以内にその業界の最新の本を10冊程度購入し読みきってしまうというルール。

ポイントは2つあるそうです。

優先順位を上げる

ありきたりだけど、これが効果が高いそうです。

本は生きていく上で必要だから、仕事をしていく上で必要だから、成長し続ける上で必要だから読む、というふうに見方・位置づけを変える

こうすると、読んでも読まなくても良いものではなく、読書しなければ!という意識になって時間をとるようになるそうです。

これにより、下記の好循環が生まれ、より読書をすることが強化されていくんだとか。

  1. 意識して読書などで仕込みをしておく
  2. 結果として、仕事上で、できなかったことができるようになる
  3. その結果、前には与えられなかったチャンスが生まれる
  4. 自信ができて人に積極的に相談することが増え、視野が確実に広がっている
  5. その結果、前より仕事ができるようになり、読書もさらに役立つ

集中して読む

もう一つのポイントは、集中読書をすること。

新しい顧客のプロジェクトが決まったら2日以内に読むというルールを課しているので、その間に超集中して読みきってしまうそうです。

ただ、2日で10冊は無理だろ……と個人的には思ったのですが、集中読書の際のポイントも書いてありました。

  • 買ったら積読せず、すぐ読み始める
  • 読みながらノートはとらない。付箋もしくはマーカーを引くだけにする
  • わからない部分があっても読み返さない
  • 読書中はできるだけネットや電話を切る
  • 「なぜ、この本を手に取ったのか」という問題意識を明確にする

の5つです。

個人的には、5つ目のポイントが重要だと思います。さらに、次の読書後メモの4つのポイントも事前に意識しておくことが大切だと感じました。

読書も仕事も事前準備が成果を最大化するということですかね。

  1. この本を読んだ目的、ねらい
  2. 読んでよかったこと、感じたこと
  3. この本を読んで、自分は今から何をするか
  4. 3ヵ月後に何をするか、どうなっていたいか

僕も読書後には簡単にメモを残すようにしていますが、今後は上記の観点で残すようにしようと思います。

どうすればより多くの人ができるようになるか

上記の2つのポイントを知って、まぁそうだよなーなるほどなーという学びもあったのですが、、、

そもそも重要性をあげたとしても、それを継続してやり続けるにはどうすればいいかという方法が(僕を含め)多くの人が難しいとこでもあるんだよな……とも感じました。

継続的に読書を続けることが成果を出し続けるためには重要ですからね。

そんな課題感があったので、こうすれば良いのではないかと考えてみたので備忘録としてまとめておきます。

スケジューリングしておく

毎月、2hでも5hでもいいんですが、月が始まる前に、自分の予定を読書時間としてブロックしておくことです。

読書ができない理由は、読書に使う時間を確保できないこととイコールだと思うので、その時間を、休日に子どもと遊ぶ時間、または、彼女とのデートの時間、もっと言うと、お風呂入る時間ばりの優先順位で先にスケジューリングして確保できる可能性を高めるというのはどうかなと。

優先順位を高めて、それを具体的なスケジュールにまで先に落とし込んでしまうということです。

そうすると、その時間で読む本を用意しておこうというアンテナや、密度を濃くするために上記の事前準備(本で解決したい問題意識を持っておく)ことも今までよりやるようになるんじゃないかと思いました。

読書する仕組みにしてしまう

ただ、上記もまだ継続性に与えるインパクトが弱いと思うので、より強化するために一つ考えたのは、周りを巻き込むということです。

会社の同僚などのメンバーで定期的に勉強会などを設け、そこで各自が読書した本を持ち回りで発表するような場をつくることにより、本を読むことを強化する仕組みを構築してしまうというわけです。

ベストは、この方法で生まれる「読まなければならない」という感覚ではなく、「読みたい」という自発的なモチベーションで継続することですが、まず初めは半強制的にやることも大事なんじゃないかと。身体と頭が慣れるまでは。

自社でもインプット増やして成果を増すために、試してみようと思います。

では、また!

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