ミーティングは15分以内が良い理由は、TEDと同じだった件

雑記

TEDのプレゼンテーションは18分以内と決められているのは理由があるそうです。会社でのミーティングも同じ理由で短くしたほうがよさそうだな、と思いました。こんにちは、164(@next164)です。

集中力の持続と記憶力の問題

プロのコーチでトレーナーのCarmine Gallo(カーマイン・ガロ)氏は、TEDの例を出しながら、集中力の持続時間と記憶力の話をしていました。

脳が新しい情報を取り入れ、それを処理しなければならない時には、無数のニューロンが一度に刺激を伝達してエネルギーを燃焼するので、疲労して消耗してしまいます。

テキサスクリスチャン大学の研究者の知見によれば、耳を傾けるという行為は、あるテーマについて真剣に考えるのと同じくらいエネルギーを消耗するそうです。

Paul King博士はそれを「認知の残務」と呼んでいます。

博士によれば、要は物理的な重量と同じで、取り込まなければならない情報量が多くなればなるほど、情報はどんどん重くなっていくのだそうです。そしてついには、脳がすっかりあきらめてしまい、耳にした内容をまったく覚えられなくなってしまうのだとか。

博士自身の研究では、週に3日、50分の講義を受けた大学院生のほうが、週に1日、3時間の講義を受けた大学院生よりも多くの学習内容を記憶できました。学生はたいてい「1回で講義が終わるほうが良い」と言いますが、それよりも短い時間で小刻みに情報を取り入れるほうが多くの情報を記憶できるのです。

『学生はたいてい「1回で講義が終わるほうが良い」と言いますが』の部分は自分もそうだったので共感できますが、実はそれは効率も効果も悪いことだったんですねー。

したがって、会社でのミーティングも、長々とやっても結局覚えてないなら意味が無いということですね。そもそも脳があきらめているのなら、議事録をいくら精緻に残していたとしてもダメっぽいですもんね。。。

会社で大事なメッセージを社員に伝えるときも、ながーい時間をかけて語るより、短い時間で何度も伝える方がいいんでしょうね。

TEDも、それぞれのプレゼンターが重要なメッセージをプレゼンテーションするから、ちゃんと伝わるように時間制限をかけていて、かつ、何度も見られるように無料でその動画を公開しているのかもしれないなーと思ったりしました。

参考:理想的なミーティングの長さは15分:TEDの成功から学べること | ライフハッカー[日本版]

では、また!

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