海外のゲームコンサルタントDori Adar(ドリー・エイダー)さんが解説していた「ゲームをやめられない心理テクニック」の話がふむふむと納得したのでメモ。よく聞く「返報性」とか「損失回避」とかが駆使されているわけですね。
スマホゲームがやめられなくなる7つの心理
スマホのゲームでよく利用されている、下記の7つの人間の心理について紹介されていました。
- 「損失を回避したい」
- 「進歩している感を与える」
- 「嫉妬と恥」
- 「返報性の原理(もらったら返したくなる)」
- 「欠乏効果」(レアなものが欲しくなる)
- 「トリガー効果」
- 「もったいない心理(授かり効果)」
詳細は元記事をぜひ読んでいただくとして、特に思考がつながって広がったものや、新しい知識になったものを忘れないようにメモしておきます。
「損失を回避したい」
ゲーム中に手に入れたアイテムを失いたくないから課金してでもコンティニューしてしまうとかがこれにあたります。
「損失を回避したい」は損失回避の法則として有名ですね。人は利益を得ることよりも、損失を回避することのほうを重視する心理が働くということです。
何度か僕も取得したアイテムを失うのが嫌でコンティニューしたことがあります……。
「今だけ○○円!」みたいなよくあるキャンペーンみたいなものも、この法則(心理)を利用したものだった気がします。
「嫉妬と恥」
よくゲームのチュートリアルとかは、強い装備や能力でプレイできることがありますが、それがこの心理をついた仕掛けらしいですね。これはなるほど!と思いました。
「トリガー効果」
これは「○○してくれたら△△あげるよ」という仕掛けのことだそうです。
例えば、Facebookでいいね!してくれたらアイテムをあげるとか、動画広告を見てくれたらカギがもらえるとか。
こういうのはよくありますよね。5,000円以上買ってくれたら送料無料とかも同じ原理なのかもしれないですね。
「もったいない心理(授かり効果)」
たくさん課金したり時間を費やしたりしたゲームはやめられないそうです。もったいないから。
ただ、経済学的に言うサンクコスト(埋没費用)にならないように、旬が過ぎたゲームもしくは何も楽しめずにただ続けてしまっているゲームに関しては、バシッと決別した方が良さそうですね。
参考:スマホゲーに「レア」がでてくる理由と、人間が「課金したゲーム」を消せない心理。海外コンサルが教える、ゲームに使われている7つの心理テクニック
では、また!