TEDトークで、がビデオゲームが能力を高めるという話を聞いたのでメモ。ゲーマーとしては見逃せない内容でした。脳科学者のDaphne Bavalier(ダフネ・バヴェリア)氏いわく、適度なゲームによって、視力や集中力や注意力がアップするんだとか!こんにちは、164(@next164)です。
ゲームで視力が悪くなる?
「ビデオゲームをすると視力が悪くなる」というよく言われる問題ですが、実は事実無根なようです。視力検査の結果は、ゲームにハマってる人のほうが良いんだとか。
視力に関してより具体的に言うと、虫眼鏡を使わなくても良い「雑多な中で細部を見分ける力」と、霧の中で前の車を認識する時に必要とされるような「灰色の濃淡を見分ける力」が、ゲーマーは特に優れているそうです。
ゲームを長時間やっても、視力は悪くならないということですね。
ゲームは集中力を弱め、注意力を散漫にする?
「ビデオゲームは集中力を弱める」「ビデオゲームは注意力を散漫にする」ということも、俗説的によく言われたりします。しかし、これも間違っているようです。
集中力=矛盾を解消する早さ
と定義していたのですが、文字色と文字意味のストループ効果(同時に目にする情報が干渉しあう現象)のテストでの結果を比較して論拠としていました。
(文字の色を答えさせる課題のときに、文字の意味と色が干渉して回答が遅くなる現象が発生する。)
また、注意力についても、同時に注意を向けて処理できる物体の数は、通常3〜4個のところ、ゲーマーは6〜7個できるようです。
ゲームを長時間やっていると、集中力と注意力が弱くなるどころか、逆に強化されるということですね。
ゲームは脳を変化させる?
ビデオゲームをやっていると、脳も変化していくようです。頭頂葉皮質、前頭葉、前帯状皮質の3つの部位に特に良い影響があったようで、これらは注意力のネットワークに関わっている部位です。
例えば車の運転中に携帯(スマホ)を触っているというマルチタスク状態だと、前の車がブレーキをかけてもスマホに注意力をもっていかれているので気づけないといった状況を生み出してしまいます。
が、ゲーマーはそれが効率よくできるそうです。
ワインが適量であれば健康に良いように、ゲームも適量であれば注意力や視力を伸ばす力があるということですね。すばらしい。ゲームしよっと。笑
では、また!