新しい資金調達法「クラウドファンディング」の概要が分かった!

雑記

クラウドファンディングについて最近ちょっとアンテナが立っていて、そしたらたまたま分かりやすくて勉強になった記事があったので紹介。体系的にまとまった国内初の入門書が発売されてるみたいだから読んでみようかな。こんにちは、164(@next164)です。

クラウドファンディングとは

クラウドファンディングとは?ということで、まずWikipedia上の定義を調べてみました。

不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うこと

via: クラウドファンディング – Wikipedia

群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、その特性からソーシャルファンディングとも呼ばれているようです。

また、アーティストの支援、政治運動、ベンチャー企業への出資、映画制作、ソフトウェアの開発、科学研究、個人・事業会社・プロジェクトへの貸付などなど、さまざまな分野での資金調達に活用されています。

クラウドファンディングを行う企業は、アメリカではKickstarterが有名ですが、日本でも家入一真氏が取締役を務める会社(ハイパーインターネッツ)のCAMPFIREなどがあります。分野に特化したものなど含め、いろんなクラウドファンディングのプラットフォームが生まれてきています。

個人でも、スタートアップの法人でも、成し遂げたいことのために資金を集める、ということに対して昔と比べるとはるかにチャンスのある時代になってきているんですね。

クラウドファンディング成功例

クラウドファンディングで資金を集められた成功例としては、Kickstarterの史上最高額の寄付金を集めた「ペブル(Pebble)」(※iPhoneとアンドロイドに対応するスマート・ウォッチ開発費用)が有名です。

日本だと山中伸弥教授がiPS細胞の開発研究のための資金援助に使ったり、日本人がアメリカで開発したウェアラブルデバイス「Ring」でも活用されていました。

他にも沢山の成功事例はあるみたいですが、日本ではまだ高額の資金調達事例はないようです。寄付の文化が薄いからですかねー。

『入門クラウドファンディング』

コンサルタント山本純子氏の国内初のクラウドファンディングについての著書が『入門クラウドファンディング』です。

その抜粋記事が勉強になったのですが、この図がとても分かりやすかったです。

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要は、クラウドファンディングは少額(といっても大きいですけどw)の資金を調達するときに適していて、初期の市場リサーチや試作品のテストの段階(企業の成長期まで)で使える資金調達方法と言えるのではないかと思います。成熟期あたりでは投資家からの従来の資金調達もできるようになるので、やはりブランド力や実績がまだない個人や企業に良い方法と考えられますね。

下記は、従来の資金調達とクラウドファンディングの比較表です。これも分かりやすい。

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まさに入門書という感じで概要がつかみやすい本っぽいので、僕のレベルに合うかなと思ってます。読んでみようかな、と思います。

入門クラウドファンディング スタートアップ、新規プロジェクト実現のための資金調達法
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では、また!

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