未来研究という分野において、8つの職業は人工知能やロボットには取って代わられないということが言われているようです。ここ1〜2年よくある話ですが、この辺の話題は好きなので、読んで思ったことも含めメモ。
INDEX
人工知能やロボットには奪われない8つの職業
「未来研究」という分野での研究結果によると、以下の8つの仕事(職業)が、人工知能やロボットには奪えないだろうと予測されているそうです。
- 記憶の演出家(Nostalgist)
- コミュニティ・オプティマイザー(Localizer)
- ロボット・アドバイザー(Robot Counsellor)
- 企業文化のエキスパート(Company Culture Ambassodor)
- 単純化の専門家(Simplicity Expert)
- 輸送アナリスト(Auto-transport Analyst)
- 健康ガイド(Healthcare Navigator)
- 3Dプリントの構造設計者(Makeshift Structure Engineer)
ふむふむ、という感じで読みました。自分の仕事と近いものがあり少しほっとする(笑)とともに、確かにこの職業は未来で必要とされそうというものに気づかせてもらったりという感じでした。
(正直、説明は分かりづらかった……)
8つの職業に対して思ったこと
示された職業のうちいくつかについて、個人的に思ったことをメモ。
コミュニティ・オプティマイザー(Localizer)
近い将来ではなく、少し先の将来には、グローバリゼーションではなく、コミュニティの力が大きくなるという予測には共感しました。
ITや新エネルギーなどの発展/開発が進むと、リソース面で個人や少数のコミュニティで完結できる世界がくると思うので、どっかに合わせて一律にするグローバル化ではなく、自分なりのコミュニティをつくり、運営していけるかが勝負になってくると思います。
企業文化のエキスパート(Company Culture Ambassodor)
元記事では人材採用のためにこれを高めようという観点でしたが、会社の継続成長や差別化、また、組織開発の観点からも、非常に重要な仕事(職業)になってくるだろうなと思います。
上記のように、個人やコミュニティの時代になってくるがゆえに、企業としての文化をどう作り、どう育てていくかという部分への専門性が求められてくるんだろうなと思いました。
肉体的に健康はロボットや人工知能などで分かりそうですが、精神的な健康の方は、人間が引き続き能力を磨いてガイドしていかないといけないのかなと思います。
全体を通して思ったこと
結局、こういう話って、人にはどういう仕事が残るのか、何を今から磨いておくべきなのか、という話になると思うのですが、今回思ったのは以下のようなことです。
心理学系、社会科学系、コミュニケーション系の仕事が、やっぱり人間がやるべきことだな
人間のコミュニケーションという非常に複雑系な行為とその根本にある心理的なものは、やはり計算が得意な機械でも、なかなか理解ができきれないところなんでしょうね。
自分の能力・スキルの磨くべきところも、その辺りにフォーカスして取り組んでいけばいいんだろうと改めて感じました。
では、また!